抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フィールドワークは,地理学や文化人類学をはじめとした様々な学問分野の研究手法である。地域に入り込み,地域に根差した調査を行い,地域のリアルな記述を目指し,域に潜む有益な知識・知見を取り出す活動といえる。2014年文部科学省高等学校学習指導要領解説にも「地理的な見方」が教育目標に挙げられている。その教育手法として重視されるフィールドワークにおいて,教員からフィールドのどこをどのようにみればよいのかという見方の伝達や,学生それぞれの見方を推進するといった教育がなされているともいえる。本研究は,先人の「地理的な見方」を直接的に記録し,後進への財産として残し活用する手法の試作と評価について報告する。人の「ものの見方や視点」というものをいかに文化記録としてデジタルアーカイブするか議論をしたい。(著者抄録)