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J-GLOBAL ID:201802214697819005   整理番号:18A1492072

フローチャート・アプローチの「輸送費」削減の最優先観光産業集積の建築論-「シークエンスの経済」の4事例研究-

The flowchart approach in the theory of architecture for building an industrial agglomeration-Case studies on the ‘economies of sequence’ based on the Granger causality test-
著者 (1件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 7-19  発行年: 2018年07月31日 
JST資料番号: L6467A  ISSN: 0918-9432  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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産業集積のセグメント(組織部門)とは,産業集積の組織を構成する部門である。たとえば,交通インフラである道路,鉄道,港湾などが含まれる。セグメントを構築する順序をシークエンスと呼ぶ。「シークエンスの経済」とは,セグメント構築の効率的な順序である。空間経済学で得られた命題である「輸送費の削減」に関連している。産業集積を構築するために「交通インフラ」を整備することが優先順位の第1となる。事例として,つくばエクスプレスによる鉄道の例がある。「鉄道建設」から「住宅開発」へ進むと鉄道利用者数が増加する。それにより鉄道沿線の産業集積を進める配列となる。八王子の例は,生糸産業の開発から「港湾開発」し,総輸出を伸ばし,製糸業産業集積を進める。京都の例は,「京都駅モール」がデパート,鉄道,ホテルを中心に開発された。伝統による世界遺産を利用した観光産業集積がある。その後のセグメント建築の配列は,「文化事業の強化」である。その強化により海外での「ブランド力」ができ,外国人宿泊客数が増大した。沖縄のセグメントとして空港と港湾の例がある。「航空路線の拡大」と港湾の整備が外国人観光客の増大をもたらした。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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観光,レクリエーション  ,  運輸交通・サービス一般 
引用文献 (35件):
  • 馬場喜信 (2001) : 浜街道, かたくら書店.
  • Dixit, A. and J. Stiglitz (1977) : “Monopolistic Competition and Optimum Product Diversity,” American Economic Review, 67, pp.297-308.
  • Fujita, F., P. Krugman and A. J. Venables (1999) : The Spatial Economy, Cambridge, MA : MIT Press, 1999.
  • 常陽アーク (2013) : つくばエクスプレス沿線地域の現状とこれから, ARC, 9月号.
  • 常陽地域研究センター (2013) : 常陽アーク, 9月号, p.14.
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