文献
J-GLOBAL ID:201802214898188512   整理番号:18A1365600

メタボロミクスと生化学的アプローチはモモにおけるサリチル酸生合成をシアン発生にリンクする

Metabolomics and Biochemical Approaches Link Salicylic Acid Biosynthesis to Cyanogenesis in Peach Plants
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号: 12  ページ: 2057-2066 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物ストレス応答及び他の生物学的プロセスにおけるサリチル酸(SA)の長きに確立された重要性にもかかわらず,その生合成経路は完全には特徴付けされていない。示されたSAの合成は,二つの異なる経路によりコリスミン酸から生じる。すなわち,イソコリスミン酸とフェニルアラニン(Phe)アンモニアリアーゼ(PAL)経路である。シアン発生は内因性シアン発生性配糖体(CNglcs)からのシアン化水素の放出に関連する過程であり,植物の可塑性改善に関連している。しかし,今日まで,2つの経路の間に関連性は示されていない。本研究において,メタボロミクス及び生化学的アプローチ([13C]標識化合物の使用を含む)により,CNglcsターンオーバーが少なくとも部分的には,制御及びストレス条件下のモモ植物体におけるSA生合成に関与することを示す強い証拠を提示した。モモにおける主なCNglcsは,プルナシンとアミグダリンとマンデロニトリル(MD)で,フェニルアラニンから合成され,それらのターンオーバーを制御する。モモ植物において,MDは示唆された新しいSA生合成経路とCNglcsターンオーバーの中間分子であり,アミグダリンとSAの両方の生合成を調節する。MD処理モモ植物体は,安息香酸(PAL経路内のSA前駆体の1つ)を介してSAレベルを増加した。MDはモモ実生におけるPlum poxウイルス感染に対する,部分的保護も示した。従って,著者らはモモ植物体におけるSA合成のPAL経路の代替となる第三経路を提案した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物質の代謝 

前のページに戻る