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J-GLOBAL ID:201802214919383439   整理番号:18A1031556

子宮頚癌の有無によるインド人女性におけるHPV遺伝子型分布:東インド,odishaにおけるHPVワクチン接種プログラムの意義【JST・京大機械翻訳】

HPV Genotypes distribution in Indian women with and without cervical carcinoma: Implication for HPV vaccination program in Odisha, Eastern India
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 30  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:現在のHPVワクチンによって提供される限られた交差保護を考慮して,異なる集団の間のHPV遺伝子型分布を理解することは,現在のワクチンの有効性を予測して,新しいワクチン戦略を考案する際に不可欠である。本研究は,インド東部のOdishaにおける子宮頸癌の有無にかかわらず,女性の間のHPV遺伝子型分布を調査することを目的とした。【方法】合計607人の参加者を2014年1月と2016年6月の間に登録した。L1-PCR,配列決定およびE6/E7ネスト化多重型特異的PCRを,HPV検出および遺伝子タイピングのために実行した。440例の細胞学的分布は,浸潤子宮頸癌またはICC(n=210),炎症性スミア(n=162),正常細胞診(n=68)を含む。統計解析を,SPSSバージョン20.0ソフトウェアと医学バージョン14.10.2(7)を用いて実行した。p値≦0.05は統計的に有意であった。【結果】HPV感染の全体の罹患率は,(359/595)60.33%であった。HPV感染の罹患率は,浸潤子宮頸癌(ICC)症例において93.80%(197/210),炎症性スミアにおいて54.32%(88/162)および正常な頸部細胞診において19.11%(13/68)であった。最も一般的な遺伝子型はHPV16(87.28%)で,HPV18(24.56%)とHPV51(3.46%)であった。単一型の全体の罹患率は,ICC症例の間で76.58%と最も高かった(78.9%)。HPV16+18(9.4%)の後の最も頻繁な遺伝子型組合せは,炎症細胞診で頻繁に観察されたHPV16+66+68(2.7%)であった。年齢>45歳,パリティ≧3,低い社会経済的条件,農村居住地域および閉経後状態は,HPV感染と有意に関連した。複数の感染症は,ICC症例における腫瘍サイズ≧2cmを除いて,臨床病理学的変数(ステージ,LN転移,細胞型)のいずれとも有意な関連性を持たなかった。Odishaにおける子宮頸癌予防における2v,4vおよび9vワクチンの影響は,それぞれ89.99,91.65および92.16%であった。【結論】このデータは,疾患監視のための適切な戦略を計画するのを助け,地域におけるワクチン接種後サーベイランスのためのベースラインデータを提供する。Odishaにおける子宮頸癌の予防において,非avalentワクチンは重要である。したがって,インドにおける子宮頚部癌の負担を減少させるためには,子宮頚部癌スクリーニングに沿った局所HPV疫学的プロファイルに基づく効果的なワクチン接種プログラムが必要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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女性生殖器と胎児の腫よう 
引用文献 (45件):
  • Globacan. Cervical cancer: estimated incidence mortality and prevalence worldwide in 2012. 2012;http://globocan.iarc.fr/old/FactSheets/cancers/cervix-new.asp. Accessed 5 Dec 2015.
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  • Lancet Oncol; A review of human carcinogens-Part B: biological agents; V Bouvard, R Baan, K Straif, Y Grosse, B Secretan; 10; 2009; 321-322; 10.1016/S1470-2045(09)70096-8; CR3;
  • J Infect Dis; Human papillomavirus (HPV) vaccines: limited cross-protection against additional HPV types; R Herrero; 199; 2009; 919-922; 10.1086/597308; CR4;
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