抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】脛骨骨骨折の続発性骨筋膜症候群の治療における自家製骨損傷複合体煎剤と併用した陰圧閉鎖ドレナージ(VSD)と髄内固定の治療効果を観察して,血清生化学的指標に及ぼす影響を調査する。方法:78例の脛骨腓骨骨骨折続発性骨筋膜室症候群患者を無作為に観察群39例と対照群39例に分け、対照群はVSD+髄内釘固定治療を行い、観察群は対照群の上に自己骨損傷復復湯治療を行い、治療期間は14日であった。2群の治療前と治療3日、5日、7日、14日後に患側の下腿の最大周径、患肢のドレナージ量、うっ血面積及び疼痛視覚アナログ採点(VAS)を観察した。以上の時点における血清クレアチンキナーゼ(CK)、乳酸脱水素酵素(LDH)、マロンジアルデヒド(MDA)とスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)のレベルを測定し、2群の臨床結果を記録した。結果:2群の治療の3日、5日、7日、14日後の患側の下腿の最大周径、患肢のドレナージ量、鬱血面積、VAS採点はいずれも治療前より著しく低く(P<0.05)、観察群の上述の指標はすべて対照群より低かった(P<0.05)。2,3,5,7,14日後の血清CK,LDH,MDAのレベルは有意に減少し(P<0.05),SODは有意に増加し(P<0.05),観察群の上記の指数は対照群よりも有意に高かった(P<0.05)。観察群の腫脹時間、術後の抗生物質使用時間、創傷癒合時間、骨折癒合時間、入院時間はいずれも対照群より明らかに短く(P<0.05)、ドレッシング回数、感染率と植皮率はいずれも対照群より明らかに低かった(P<0.05)。結論:自家骨損傷復復湯とVSD、髄内釘固定は脛骨骨骨折の続発性骨筋膜室症候群患者の水腫、うっ血、疼痛を顕著に緩和し、患者の回復を促進し、そのメカニズムは血清CKとLDHの低下、酸素フリーラジカルの生成の抑制と関連する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】