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J-GLOBAL ID：201802215062399259   整理番号：18A1290173

アテローム性動脈硬化症の病因における血管周囲脂肪組織の役割【JST・京大機械翻訳】

Roles of Perivascular Adipose Tissue in the Pathogenesis of Atherosclerosis

著者 (2件)： Tanaka Kimie (Division for Health Service Promotion, The University of Tokyo) ,  Sata Masataka (Department of Cardiovascular Medicine, Institute of Biomedical Sciences, Tokushima University Graduate School)
資料名： Frontiers in Physiology (Web)  (Frontiers in Physiology (Web))
巻： 9  ページ： 3  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7093A  ISSN： 1664-042X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結論として,白色脂肪組織はエネルギー貯蔵,断熱,および機械的緩衝材として機能するが,褐色脂肪組織においては非シバリング熱発生が起こると信じられている。最近の証拠は,脂肪組織がアディポサイトカインと呼ばれる多くのタイプのサイトカインを分泌することを明らかにし,それはグルコース代謝,脂質プロファイル,食欲,線維素溶解,血圧,および炎症を調節する。ほとんどの動脈は血管周囲脂肪組織(PVAT)により囲まれている。PVATは血管系の構造的支持組織であると考えられている。しかしながら,最近の研究は,PVATが血管拡張と血管収縮に影響し,PVATが血管緊張と直径を調節することを示した。PVATから分泌されたアディポサイトカインは,拡散による隣接動脈壁への直接アクセスを有するように見える。実際,アテローム硬化性病変周辺のPVATと機械的損傷動脈は炎症性サイトカインプロファイルを示し,PVATが血管病変形成を促進することを示唆した。多くの臨床研究は,冠動脈を囲む心外膜脂肪組織(EAT)の蓄積の増加が冠動脈疾患と関連することを明らかにした。本総説では,アテローム性動脈硬化症の病因におけるPVATの潜在的役割についての最近の知見,特に著者らの研究室からの一連の基礎的および臨床的研究に焦点を合わせて要約する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 文献展望 ,  血圧 ,  *血管 ,  炎症 ,  アディポカイン ,  炎症性サイトカイン ,  冠動脈疾患 ,  *脂肪組織 ,  冠動脈 ,  *動脈 ,  *アテローム性動脈硬化症 ,  食欲 ,  *動脈硬化症 ,  サイトカイン ,  *病因

著者キーワード (5件)： 血管周囲脂肪組織 ,  動脈硬化 ,  心外膜脂肪組織 ,  炎症 ,  アディポサイトカイン

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (5件)： アテローム性動脈硬化症 ,  病因 ,  血管 ,  脂肪組織 ,  役割