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J-GLOBAL ID：201802215209180803   整理番号：18A0721032

ADHD患者におけるノルエピネフリン輸送体多型とメチルフェニデート応答の関連分析【JST・京大機械翻訳】

Association analysis of norepinephrine transporter polymorphisms and methylphenidate response in ADHD patients

著者 (8件)： Angyal Nora (Institute of Medical Chemistry, Molecular Biology and Pathobiochemistry, Semmelweis University, Budapest, Hungary) ,  Horvath Erzsebet Zsofia (Institute of Medical Chemistry, Molecular Biology and Pathobiochemistry, Semmelweis University, Budapest, Hungary) ,  Tarnok Zsanett (Vadaskert Child and Adolescent Psychiatric Hospital, Budapest, Hungary) ,  Richman Mara J. (Department of Clinical Psychology and Addiction, Eotvos Lorand University, Budapest, Hungary) ,  Bognar Emese (Vadaskert Child and Adolescent Psychiatric Hospital, Budapest, Hungary) ,  Lakatos Krisztina (Institute of Cognitive Neuroscience and Psychology, Research Centre for Natural Sciences, Hungarian Academy of Sciences, Budapest, Hungary) ,  Sasvari-Szekely Maria (Institute of Medical Chemistry, Molecular Biology and Pathobiochemistry, Semmelweis University, Budapest, Hungary) ,  Nemoda Zsofia (Institute of Medical Chemistry, Molecular Biology and Pathobiochemistry, Semmelweis University, Budapest, Hungary)
資料名： Progress in Neuro-Psychopharmacology & Biological Psychiatry  (Progress in Neuro-Psychopharmacology & Biological Psychiatry)
巻： 84  号： PA  ページ： 122-128  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0252A  ISSN： 0278-5846  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチルフェニデート(MPH)は,Attention Deficit Hyperactive Disorder(ADHD)において最も頻繁に処方される薬剤である。これまでに,ドーパミン輸送体遺伝子はMPH応答において研究されており,MPHはドーパミン及びノルエピネフリン輸送体の両方の強力な阻害剤であるが,ノルエピネフリン輸送体(NET,SLC6A2)遺伝子を解析した研究はほとんどない。著者らは,このモノアミン輸送体遺伝子を,それ自体のADHDとMPH応答に関連して分析することを目的とし,特に,白人試料を用いてADHD薬理遺伝学におけるさらなる知識を得ることを目的とした。6つの単一ヌクレオチド多型(rs28386840,rs2242446,rs3785143,rs3785157,rs5569,rs7194256SNP)を,ADHD-RS高活性-衝動性と非注意スケールを用いて,163人のADHD小児(年齢:9.3±2.6;86.5%男性)のNET遺伝子を横断して研究した。症例対照分析のため,486人の対照被験者も遺伝子型決定した。MPH応答分析応答者では,2か月の治療後にADHD-RS総スコアの25%の低下があり,カイ二乗検定は90名の応答者と32名の非応答者を比較したが,ANOVAは122名のADHD患者の最初の月の症状改善を評価するために使用した。古典的な症例対照分析は,ADHD診断との関連性をもたらさなかった。これは,利用可能な遺伝的データ(以前に発表された研究と本研究を組み合わせた)で行われたメタ分析によって支持された。一方,イントロンrs3785143は,非注意症状との関連性を示した(p=0.01)。ハプロタイプ分析はこの関連を支持し,イントロンと2プロモーターSNPを網羅する最初のハプロブロックの重要性を示した。MPH応答のみにより,プロモーターrs28386840は公称会合を示した:少なくとも1つのT対立遺伝子を有するものは応答者群で過剰発現し(42%対19%,p=0.08),AA遺伝子型と比較して高活性-衝動性尺度でより良い改善を示した(p=0.04)。著者らの単一SNP所見のいずれも複数の試験に対する補正後に有意ではなかったが,MPH応答分析からの結果は,NET遺伝子におけるプロモーター変異体の潜在的重要性を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分散分析 ,  治療法 ,  子供 ,  遺伝 ,  男性 ,  メタ分析 ,  *患者 ,  対立遺伝子 ,  遺伝子型 ,  イントロン ,  一塩基多型 ,  プロモーター領域 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 薬理遺伝学 ,  *注意欠陥多動障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ADHD(注意欠陥多動性障害) ,  メチルフェニデート ,  薬理遺伝学 ,  ノルエピネフリン/ノルアドレナリン輸送体SLC6A2(溶質キャリアファミリー6メンバー2) ,  プロモーター多型

分類 (3件)： 精神障害の薬物療法  (GR04020D) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (7件)： ADHD ,  患者 ,  ノルエピネフリン輸送体 ,  多型 ,  メチルフェニデート ,  応答 ,  分析