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J-GLOBAL ID:201802215327231856   整理番号:18A1141426

ErbB2+乳癌細胞におけるカルノシン酸とトラスツズマブの協同的抗腫瘍活性【JST・京大機械翻訳】

Cooperative antitumor activities of carnosic acid and Trastuzumab in ERBB2 + breast cancer cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 154  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ERBB2はヒト乳癌(BC)の20~30%まで過剰発現され,それは攻撃的疾患と関連している。ヒト化モノクローナル抗体,トラスツズマブ(Tz)はERBB2増幅BCに関連する予後を改善する。しかし,抵抗性の開発は重要な課題のままである。カルノシン酸(CA)は,ローズマリーおよびセージにおいて見出されるジテルペンであり,抗癌特性を付与する。このin vitro研究では,TzとCAがERBB2過剰発現(ERBB2+)細胞の細胞生存に対し協調効果を有し,CAがTz耐性細胞においてTz感受性を回復するかどうかを検討した。【方法】CAおよびTz処理におけるBC細胞移動および生存を研究した。特に,遊走能をトランスウェルアッセイにより評価し,細胞生存をMTTアッセイにより評価した。さらに,フローサイトメトリーにより,高分解能DNAフローサイトメトリーおよびアネキシンV,レサズリンおよびSYTOXブルー染色により細胞周期およびアポトーシス解析を行った。細胞周期進行,ERBB2シグナル伝達経路,およびオートファジーに関与する蛋白質の発現を,免疫ブロット法と免疫蛍光分析によって評価した。エンドソーム/リソソーム及びオートファジー経路に関連する細胞構造を免疫蛍光及び透過型電子顕微鏡により研究した。結果:ERBB2+BC細胞において,CAは細胞生存のTz阻害を可逆的に増強し,細胞遊走を協調的に阻害し,G0/G1における細胞周期停止を誘導することを報告する。これらのイベントはERBB2のダウンレギュレーション,PI3K/AKT/mTORシグナル伝達経路の調節解除及びCDKN1A/p21WAF1及びCDKN1B/p27~KIP1のアップレギュレーションを伴う。さらに,CAは後期オートファジーを阻害し,SQSTM1/p62のアップレギュレーションと超微細構造解析により示されるように,リソソーム区画の障害を引き起こすことを示した。従って,CAは,少なくとも部分的に,SKBR-3 Tz耐性細胞株におけるTzに対する感受性を回復することを見出した。結論:著者らのデータは,CAまたはCA誘導体がERBB2+癌の治療においてin vivoで有用であるかどうかを確立するためのさらなる研究を保証するERBB2+BC細胞の細胞移動と生存の阻害におけるCAとTzの間の協力を示す。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般 
引用文献 (59件):
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