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J-GLOBAL ID：201802215518878458   整理番号：18A0233752

夏季南大洋季節海氷域における植物プランクトンの空間分布

著者 (10件)： 前田哲志 (東京海洋大) ,  高尾信太郎 (総合研究大学院大) ,  真壁竜介 (総合研究大学院大) ,  高尾信太郎 (極地研) ,  真壁竜介 (極地研) ,  溝端浩平 (東京海洋大) ,  茂木正人 (東京海洋大) ,  茂木正人 (極地研) ,  小達恒夫 (総合研究大学院大) ,  小達恒夫 (極地研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 197  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南極海季節海氷域の植物プランクトン群集構造は,南北方向に限らず,ローカルな地形がもたらす再循環構造によって東西方向にも変動する。本研究ではこの再循環の存在が予想されるビンセネス湾沖の基礎生産者の群集構造と環境要因の関係把握を目的とした。第20次海鷹丸南極航海の水柱の植物プランクトン試料を同定・計数した結果,いずれの測点も細胞密度・クロロフィルa濃度ともに低く,海氷融解による水柱環境への寄与が小規模,あるいは終焉していたことが推測された。一方で,海氷出現種の有無や細胞数の違いなどから,同海域の植物プランクトンの空間分布が,時計回りの再循環構造に強く支配されている可能性を示唆する結果となった。(著者抄録)

シソーラス用語： 南極海 ,  *植物プランクトン ,  海氷 ,  空間分布 ,  夏 ,  湾 ,  クロロフィルa ,  *細胞構成体
準シソーラス用語： ビンセネス湾 ,  群集構造

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 夏季 ,  南大洋 ,  季節 ,  海氷域 ,  植物プランクトン ,  空間分布