文献

J-GLOBAL ID：201802215579905492   整理番号：18A0941140

ガラス状重合体の超長期物理的エージング【JST・京大機械翻訳】

The very long-term physical aging of glassy polymers

著者 (2件)： Perez-De Eulate Natalia G. (Centro de Fisica de Materiales, Paseo Manuel de Lardizabal 5, 20018 San Sebastian, Spain. [e-mail]) ,  Cangialosi Daniele
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 18  ページ： 12356-12361  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラス転移点(T_g)以下のガラスの熱力学的挙動は,このような研究に必要な長時間スケールのためにほとんど調べられていない。ここでは,室温で約30年間エージングされたいくつかの高分子ガラスの熱力学的状態を特性化した。すなわち,それらのそれぞれのT_g(s)以下の100K以上である。この目的のために,示差走査熱量測定(DSC)を使用し,特定の熱により,一定のエージングプロトコルの後に得られたエンタルピーを特性化することができ,加熱したときにそのようなエンタルピーを有するガラスが脱ガラス化する。これらの結果を,数分から数か月の時間スケールで同じ温度条件下でエージングしたこれらの重合体に関する広範なDSC研究により補完した。本研究の主な結果は,これらの条件下でエージングしたこれらの重合体が部分エンタルピー回復を伴うエンタルピーのプラトーに達し,T_g以下で十分に脱ガラス化することである。この結果は,平衡回復の速い機構の存在に対する説得力のある証拠を提供し,T_gの近傍で標準的な遅いものを超えている。他の種類のガラスとの類似性を強調し,このような挙動の普遍性を強調した。最後に,平衡回復の高速機構を利用して,低エネルギー状態のガラスを得る方法を検討した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 類似性 ,  エンタルピー ,  キャラクタリゼーション ,  温度条件 ,  普遍性 ,  高分子 ,  *重合体 ,  高速度 ,  失透 ,  示差走査熱量測定 ,  *ガラス ,  熱力学
準シソーラス用語： 低エネルギー ,  近傍 ,  力学的挙動 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： その他の非晶質の構造  (BK04040Z) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： ガラス ,  重合体 ,  長期 ,  物理 ,  エージング