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J-GLOBAL ID:201802215671968759   整理番号:18A1153926

2つの異なる方法を用いた混合培養から分離した初代ラットミクログリアの特性【JST・京大機械翻訳】

Characteristics of primary rat microglia isolated from mixed cultures using two different methods
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 101  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ミクログリア培養は,ほとんどすべてのCNS疾患における炎症性機構を調査するための非常に重要なモデルシステムを構成する。温和なトリプシン化と振とうは,混合グリア培養から一次ミクログリアを分離するための2つの最も一般的に使用される方法である。本研究では,これら2つの方法を用いて得られたミクログリアを特性化し,比較した。【方法】初代ラットミクログリア培養を,1-2日齢新生児Sprague-Dawleyラットの大脳皮質から調製した。in vitroで約14日目に合流性を達成した後,ミクログリアを軽度のトリプシン化または振とうのどちらかにより混合グリア培養から分離した。ミクログリアの純度をフローサイトメトリーによって推定した。定量的リアルタイムPCRを用いてmRNA発現を測定した。細胞培養上清におけるTNFα,IL-1β,IL-10,およびIGF-1をELISAキットを用いて測定した。蛍光標識大腸菌K-12バイオ粒子を用いて食細胞機能を評価した。【結果】軽度のトリプシン化は,振盪より高い収率と純度を生み出した。温和なトリプシン化により単離されたミクログリアは,石灰化された形態を有する静止状態にあるように見えた。振とうにより分離したミクログリアは,活性化を示唆する丸い形の細胞を含む,より不均一な形態を示した。振とうと比較して,トリプシン化により分離したミクログリアは低いベースライン表現型マーカー(iNOS,CD86,CD206およびアルギナーゼ1)および低レベルのサイトカイン(TNFα,IL-1β,IL-10およびIGF-1)および低下した食作用能を示した。両方法は,IL-4,リポ多糖類(LPS)またはインターフェロン-γ(IFNγ)のような様々な刺激に応答するミクログリアを生じた。遺伝子発現とサイトカイン放出の刺激パターンは一般的に類似していたが,絶対応答に関しても有意差があった。LPS処理は,軽度のトリプシン化対振とうにより分離したミクログリアにおいてTNFαとIL-10の有意に高いレベルを誘導した。IFNγは,軽度のトリプシン化対振とうにより得られたミクログリアにおいてTNFαにおいてより低い応答を誘導した。結論:著者らの結果は,振とう法によるミクログリアの分離がベースラインでもわずかな活性化を誘導する可能性があることを示唆し,これはその後の実験における刺激応答に影響を及ぼす可能性がある。一次ミクログリア培養のための分離プロトコルを選択するとき,注意と注意が必要である。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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