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J-GLOBAL ID:201802215717371396   整理番号:18A2064809

ヒドララジン関連血管炎:薬剤誘発ループスと血管炎の重複特徴【JST・京大機械翻訳】

Hydralazine-associated vasculitis: Overlapping features of drug-induced lupus and vasculitis
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 283-287  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1187A  ISSN: 0049-0172  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒドララジンは,薬物誘発性エリテマトーデス(DIL)およびANCA関連血管炎(AAV)と関連する降圧薬である。稀であるが,薬物中止が治療の主な理由であるので,早期診断は重要である。この遡及的研究は,この疾患の臨床的,実験室的および組織病理学的特徴を特性化することを目的とする。一度承認は,ICD9コード:447.6またはICD10コード:I77.6,I80,L95,M30,またはM31)の診断を受けているすべての患者,および過去15年間にわたる陽性ANCA実験結果を同定した。年齢,性別,共存状態,前の6か月にわたる投薬,電解質,尿研究および血清学,胸部X線,CTスキャンおよび病理学的生検記録を含む実験室データを,電子カルテから抽出した。AAVの323例を同定し,そのうち12例は診断時にヒドララジンに曝露した。ヒドララジン療法の平均期間は22か月で,平均累積線量は146gであった。患者は,わずかな女性優位性(7人の女性)を有する典型的に高齢(70.3歳)であった。11名の患者は呼吸困難,疲労,および意図的でない体重減少を示した。5例は多発性関節炎を有し,8例は下肢のpetechを有していた。全12名の患者はANAとANCA陽性であった。ANA力価は,1:160と1:2560の範囲であった。10は拡散パターンで,2は核小体であった。ANCA力価は1:320から1:2560の範囲であった。11はpANCAパターンを有し,一方はcANCAを有した。全12例はヒストン陽性で,11例はミエロペルオキシダーゼ抗体陽性であった。11例はdsDNA抗体を有し,4例は抗カルジオリピンIgGまたはIgM抗体を有していた。9名の患者も低補体血症(平均C3レベル:88.4mg/dL;平均C4レベル:16.5mg/dL)であった。すべての患者は,蛋白尿(1+から3+)の可変レベルを有して,11は活性尿堆積物を有した。尿蛋白質:クレアチニン比は0.2~1.7の範囲であった。腎生検を受けた6名の患者のうち,すべての6名は,pauci免疫半月体性糸球体腎炎を示した。7人の患者は両側性肺間質浸潤を有し,4人はCTスキャンで胸水を有していた。4例は心エコー検査により示されたように心膜滲出を有した。Hydalazine関連血管炎は,間質性肺疾患,低補体血症,およびpauci免疫糸球体腎炎を呈する薬物関連自己免疫症候群である。患者は,高いANAとANCAの力価,ならびにヒストンとMPO抗体の存在によって明らかにされたように,DILとDIVの両方の要素を持っている。この条件の病因を理解するためにはさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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