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J-GLOBAL ID：201802215815233448   整理番号：18A0143660

気候変動下での海洋種分布モデリングおよび遺伝学的隔離の効果【Powered by NICT】

Marine species distribution modelling and the effects of genetic isolation under climate change

著者 (2件)： Cacciapaglia C. (Department of Biological Sciences, Florida Institute of Technology, Melbourne, FL, USA) ,  van Woesik R. (Department of Biological Sciences, Florida Institute of Technology, Melbourne, FL, USA)
資料名： Journal of Biogeography  (Journal of Biogeography)
巻： 45  号： 1  ページ： 154-163  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0351A  ISSN： 0305-0270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:サンゴ礁が気候変動のため増加する頻度と異常に暖かい海洋温度の強度の両方を経験している。サンゴ集団の大部分は,減少する温度は増加し続けることを示し,いくつかの以前の種分布モデルは,ユビキタス種,一次造礁サンゴ種Porites lobataのような,予測される気候変動下でのそれらの分布を増加させるであろうことを予測した。が,これらの予測モデルは,個体群のすべての個体が種の地理的範囲内の環境条件の全範囲に耐えることができると仮定した。遺伝的隔離および局所適応の効果を,遺伝的には隣接する個体群を仮定した種分布モデルでは考慮しなかった。隣接と分離した亜集団を比較して三種類の気候変化シナリオの下で汎存種P.lobataの種分布モデリングにおける遺伝的隔離および局所適応の効果を決定することである。位置:インド洋と太平洋。【方法】著者らは,P.lobata,インド洋と太平洋の間の五地理的に隔離された領域として分離のための新しい種分布モデルを実行し,2100年までに三気候変動シナリオ(すなわち,A2,A1BとB1,代表的濃度経路8.5%,6.0%,4.5Wm~ 2として最も最近考えられる)に応答して種を検討した。【結果】P.lobata,(5±1%)の世界的拡大を予測する以前の均一な種分布モデルと対照的に,試験した四,特に中部太平洋(全ての気候シナリオのための>99%±<0.1%)で五領域のP.lobataのための適当な生息場所の主要な損失を予測した。,地理的および遺伝的隔離を考慮した時,著者らの予測は,P.lobataはその生息場所の50 52±4%を失い,気候変動シナリオに依存して,主に太平洋であろうことを示唆した。主結論:遺伝的隔離は気候変動下のサンゴ種の持続性において主要な役割を果たしていると思われる,小さな孤立した群集は大型の高度に連結した領域における個体群より気候変動に対してより脆弱である可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： インド洋 ,  *気候 ,  地理学 ,  個体群 ,  *モデリング ,  珊瑚礁 ,  海水温 ,  生息場所 ,  予測モデル ,  *遺伝学 ,  *海洋 ,  *遺伝 ,  *気候変動
準シソーラス用語： *隔離 ,  *種分布 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 気候 ,  connectivity ,  サンゴ ,  単離 ,  避難所 ,  温度

分類 (2件)： 集団遺伝学  (EC01040J) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 気候変動 ,  海洋 ,  種分布 ,  モデリング ,  遺伝学 ,  隔離