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J-GLOBAL ID：201802215988731646   整理番号：18A0608038

ウシか粒膜および卵胞膜細胞に及ぼすビスフェノールSの影響【Powered by NICT】

The impact of bisphenol S on bovine granulosa and theca cells

著者 (3件)： Campen KA (Biology Department, Middlebury College, Middlebury, VT, USA) ,  Lavallee M (Biology Department, Middlebury College, Middlebury, VT, USA) ,  Combelles CMH (Biology Department, Middlebury College, Middlebury, VT, USA)
資料名： Reproduction in Domestic Animals  (Reproduction in Domestic Animals)
巻： 53  号： 2  ページ： 450-457  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1704A  ISSN： 0936-6768  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビスフェノールS(BPS)は作用の複数の潜在的機序,エストロゲン受容体アゴニストとしてを含む内分泌撹乱化学物質である。BPSはビスフェノールAの代替,ヒト健康的意義に関する懸念のために段階的に廃止されているとしてプラスチックと感熱レシートにおける使用が増加している。哺乳類のメスの生殖機能を変化させるBPSの能力は広く研究されている,雌の生殖のために正常なホルモンシグナル伝達の重要性にもかかわらずされていない。本研究の目的は,BPS(広い線量範囲の,非常に低用量を含む)はウシの顆粒膜細胞と卵胞膜細胞ステロイドホルモン産生と細胞生存率にどのように影響するか調べることであった。細胞は基本条件下で100μM BPSに曝露されたときに顆粒膜細胞エストラジオール産生は促進されたが,細胞は卵胞刺激ホルモン(FSH)で刺激した場合,BPSの影響ではなかった。さらに,基底またはFSH刺激条件下で顆粒膜細胞のプロゲステロン産生あるいは細胞生存性に対するBPSの影響ではなかった。BPSは基礎的または黄体形成ホルモン刺激条件下で卵胞膜細胞アンドロステンジオンまたはプロゲステロン産生,または卵胞膜細胞生存性に影響しなかった。本研究では,BPSはウシ顆粒膜細胞によるにもかかわらず,生理的関連とは考えにくいことを濃度でエストラジオール産生を変化させるかもしれないことを初めて示唆した。ウシ卵母細胞とろ胞細胞の他の機能に及ぼすBPSの影響を決定するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 卵母細胞 ,  顆粒膜細胞 ,  内分泌撹乱物質 ,  生殖能力 ,  黄体形成ホルモン ,  ヒト ,  *卵胞 ,  哺乳類 ,  エストロゲン受容体 ,  FSH【ホルモン】 ,  ステロイドホルモン ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  フェノール類
準シソーラス用語： 細胞生存 ,  *卵胞膜細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ビスフェノールS ,  内分泌撹乱物質 ,  か粒膜細胞 ,  卵胞 ,  ステロイドホルモン ,  卵胞膜細胞

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (2件)： アンドロステンジオン ,  ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (4件)： ウシ ,  か粒 ,  卵胞膜細胞 ,  ビスフェノールS