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J-GLOBAL ID:201802216110825632   整理番号:18A1355885

マウス皮質の表層における睡眠中の高アーク核-細胞質比【JST・京大機械翻訳】

Higher Arc Nucleus-to-Cytoplasm Ratio during Sleep in the Superficial Layers of the Mouse Cortex
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  ページ: 60  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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活性調節細胞骨格関連蛋白質Arcは,ニューロン活性,シナプス増強及び学習により強く迅速にアップレギュレーションされる。シナプスにおけるアーク侵入はグルタミン酸作動性AMPA受容体(AMPARs)のエンドサイトーシスに続き,その核蓄積はin vitroで示され,AMPARのGluA1サブユニットの転写における小さな低下をもたらす。これらの効果はシナプス強度の低下をもたらすので,Arc動力学の変化が睡眠依存性GluA1ダウンレギュレーションと時間的に相関するかどうかを求めた。著者らは,夜間の大部分を覚醒したEGFP-Arcトランスジェニックマウスの大脳皮質における細胞質Arc発現(Arc Nuc/Cyto)に対する核の比率を測定し,それから光相の最初の2時間にわたり睡眠(Sマウス)または睡眠不足(SDマウス)を可能にした。一次運動皮質(M1)では,高レベルの核Arc(高Arc細胞)を有するニューロンが全てのマウスに存在したが,これらの細胞ではArc Nuc/CytoはWマウスより高く,同時にSマウスでは日の同じ時間で収集したSDマウスより15%高かった。睡眠を伴うより大きいArc Nuc/Cytoは,M1の表層で観察されたが,深部層では観察されなかった。高Arc細胞において,Arc Nuc/Cytoは,一次体性感覚皮質(S1)および帯状皮質領域1(Cg1)の表層におけるWおよびSDマウスよりもSマウスにおいて~15%~30%高かった。Cg1の高Arc細胞において,Arc Nuc/Cyto及び細胞質レベルのGluA1免疫反応性は,行動状態に依存しない負の相関を示した。したがって,Arcは睡眠と覚醒の間に核に移動するが,その細胞質対細胞質比はいくつかの皮質領域の表層において睡眠とともに増加する。核Arcの相対的増加が睡眠中に起こる興奮性シナプスの強度の全体的低下に有意に寄与するかどうかを決定する必要がある。同様に,Arcの特異的シナプスへの侵入が睡眠によりゲートされるかどうかは決定されていない。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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