文献

J-GLOBAL ID：201802216231868831   整理番号：18A1344849

持続可能性に向けたエネルギー研究開発:OECD諸国におけるエネルギー研究開発のための政府予算のパネル分析(1974~2012)【JST・京大機械翻訳】

Energy R&D towards Sustainability: A Panel Analysis of Government Budget for Energy R&D in OECD Countries (1974-2012)

著者 (2件)： Sun Inkyoung (Graduate School of Science and Technology Policy, Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST), Daejeon 34141, Korea) ,  Kim So Young (Graduate School of Science and Technology Policy, Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST), Daejeon 34141, Korea)
資料名： Sustainability (Web)  (Sustainability (Web))
巻： 9  号： 4  ページ： 617  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7281A  ISSN： 2071-1050  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エネルギー遷移は持続可能性に対する最大の課題の一つである。しかしながら,世界のエネルギー供給の全体的な構成は,1970年代後半から,世界の全一次エネルギー供給の81%を提供する化石燃料を伴って,大きく変化しなかった。政治的リーダは,気候変動の面でエネルギー部門を革新するための積極的な政策をますます呼んでいるが,世界中の政府はエネルギーR&Dに対する予算のかなり異なるレベルを約束している。本研究では,3つの視点を持つエネルギーR&Dに対する政府予算配分における交差国家変動の潜在的決定因子を検討した。OECD諸国(1974~2012)のパネルデータ解析により,再生エネルギーだけでなく一般的にエネルギーに対するR&Dにおける政府投資を誘導する供給側,需要側,及び制度的要因をチェックした。著者らの分析において試験された多数の因子の中で,全体の国内研究開発費,製油所出力,および支配者の正しい方向は,一般的にエネルギーに対する政府のR&D予算に有意な正の影響を示している。しかし,製油所出力は再生可能な政府のR&D予算に負の影響を示す。一般的に再生可能エネルギー研究開発における政府投資に対する製油所出力の影響に関するこの対照的知見は,政策立案者と学者がエネルギーにおける公共R&D投資の推進における石油部門の複雑な役割をより良く評価する必要があることを示唆する。また,持続可能なエネルギー遷移に向けての進歩を行うために,より積極的な再生エネルギー政策を必要とする。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー移動 ,  *経済協力開発機構 ,  研究開発費 ,  製油所 ,  石油 ,  投資 ,  予算編成 ,  気候変動 ,  化石燃料 ,  再生エネルギー ,  エネルギー政策 ,  エネルギー供給 ,  *パネル
準シソーラス用語： *持続可能性 ,  決定因子 ,  持続可能エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： エネルギー ,  再生可能エネルギー ,  研究開発 ,  革新 ,  気候変動 ,  持続性 ,  エネルギーセキュリティ

分類 (2件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

引用文献 (51件)：

• Meadows, D.H.; Meadows, D.H.; Randers, J.; Behrens, W.W., III. The Limits to Growth: A Report to the Club of Rome; Universe Books: New York, NY, USA, 1972.
• World Commission on Environment and Development (WCED). Our Common Future; The Brundtland Report; Oxford University Press: Oxford, UK, 1987; p. 16.
• Gallagher, K.S.; Grübler, A.; Kuhl, L.; Nemet, G.; Wilson, C. The energy technology innovation system. Ann. Rev. Environ. Resour. 2012, 37, 137-162.
• Holdren, J.P. The energy innovation imperative: Addressing oil dependence, climate change, and other 21st century energy challenges. Innovations 2006, 1, 3-23.
• Nemet, G.F.; Kammen, D.M. US energy research and development: Declining investment, increasing need, and the feasibility of expansion. Energy Policy 2007, 35, 746-755.

タイトルに関連する用語 (8件)： 持続可能性 ,  エネルギー ,  研究 ,  開発 ,  OECD ,  政府 ,  予算 ,  分析