抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:根治的前立腺切除術後の尿機能回復の危険因子を検討する。【方法】2015年10月2016年10月に,腹腔鏡下根治的前立腺切除を受けた患者126例の臨床データを遡及的に分析した。年齢4885歳,平均70歳,体重指数16.824.7kg/m2,平均24.6kg/m2,術前PSA1.73274.5ng/ml,中央値12.06ng/ml,術後病理切除縁陽性26例。<70歳の62例(低齢群),年齢(63.7±5.1)歳,≧70歳の64例(高齢群),年齢(76.5±3.2)歳(P<0.001);低齢群の体重指数は(25.35±3.66)kg/m2で,高齢群は(24.00±3.11)kg/m2であった(P=0.028)。低齢群のPSAの中央値は13.41ng/ml(1.73274.50ng/ml)で,高齢群は10.26ng/ml(1.86110.00ng/ml)であった(P=0.304)。術前PSA<10,1020,>20ng/ml群の低齢群はそれぞれ22,17,20例であり,高齢群はそれぞれ29,18,20例(P=0.41)であった。術後のGleasonスコア≦6、7、≧8の患者は低齢群がそれぞれ6、18、38例であり、高齢群はそれぞれ7、24、33例(P=0.168)で、尿道温存長の低齢群は0.21.5cm、平均0.55cmであった。高齢群は0.21.0cm、平均0.53cm(P=0.577)であり、すべての患者に対し48週間のフォローアップを行い、患者の尿制御機能の回復状況を分析した。【結果】患者の制御尿機能の回復に影響する危険因子を分析した結果,術後12週間での制御尿回復率は46.8%(59/126)で,低年齢群では56.5%(35/62)であった。高齢群は37.5%(24/64)であった(P<0.05)。術後24週間の制御尿回復率は88.1%(111/126)で,低齢群は93.5%(58/62)であった。高齢群は82.8%(53/64)(P<0.05)で、術後48週間の制御尿回復率は99.2%(125/126)で、その中、低齢群は100.0%(62/62)であった。高齢群は98.4%(63/64)(P<0.05)、単因子と多因子回帰分析の結果、年齢、術前体重指数、術中に両側性神経を保留するのは術後12週間以内の制御尿機能の回復に影響する独立危険因子であった(いずれもP<0.05)。高齢は術後24週間以内の制御尿機能の回復不良の独立危険因子(死体<0.05)であり、結論:低齢、術前低体重指数と術中に両側性神経温存は根治前立腺切除術患者の術後12週間以内の制御尿機能の回復に役立ち、高齢は術後24週間以内の制御尿機能の回復を影響する危険因子である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】