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J-GLOBAL ID:201802216298865129   整理番号:18A0784579

ヒト羊膜上皮細胞セクレトームは慢性肝線維症のマウスにおける肝線維症を減少させる【JST・京大機械翻訳】

The Human Amnion Epithelial Cell Secretome Decreases Hepatic Fibrosis in Mice with Chronic Liver Fibrosis
著者 (21件):
資料名:
巻:ページ: 748  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:肝星細胞(HSC)は肝臓における主要なコラーゲン分泌細胞である。HSCは肝線維症の病因に関与する主要な細胞型であるが,肝マクロファージは線維形成と線維症分解能の仲介においても重要な役割を果たしている。以前に,ヒト羊膜上皮細胞(hAEC)およびhESC条件培地(hAEC-CM)への曝露後のHSC活性化,増殖およびコラーゲン合成の減少を観察した。これは,hAECにより分泌された特異的因子が肝臓線維症を改善するのに有効であることを示唆した。ナノサイズ(40~100nm)膜結合小胞であるHAEC由来細胞外小胞(hAEC-EVs)は新しい細胞-細胞伝達物質として作用する可能性がある。従って,慢性肝線維症のマウスモデルとヒトHSCにおける肝線維症の調節におけるhAEC-EVの有効性を評価した。【方法】hAEC-EVsを分離し,特性化した。CCl_4によって誘発された肝線維症を有するC57BL/6マウスは,hAEC-EV,hAEC-CMまたはhAEC-EV枯渇培地(hAEC-EVDM)を投与された。ヒトHSC系統のLX2細胞および骨髄由来マウスマクロファージをhAEC-EV,hAEC-CMおよびhAEC-EVDMに曝露した。質量分析を用いて各調製のプロテオームプロファイルを調べた。結果:肝臓線維症の程度と活性化HSCの数は,無処置対照と比較して,hAEC-EVs,hAEC-CMおよびhAEC EVDMを与えたCCl_4処理マウスで有意に減少した。肝臓マクロファージはすべての処理群で有意に減少し,そこでは優勢なM2表現型が観察された。hAEC-EVおよびhAEC-CMで培養したヒトHSCは,コラーゲン合成およびhAEC-EV,hAEC-CMおよびhAEC-EVDMの有意な減少を示し,骨髄由来マウスマクロファージにおけるマクロファージ分極を変化させた。プロテオーム解析により,164蛋白質はhAEC-CM及びhAEC-EVDMと比較してhAEC-EVに特異的であり,51蛋白質はhAEC-EV画分と共同定された成分であることを示した。結論:本研究は,HAEC由来EVsが肝線維症とマクロファージ浸潤をhAEC-EVDMとhAEC-CMに類似した程度に有意に減少させることを示す新規データを提供する。hAEC-EVベースの治療は肝線維症の潜在的治療選択肢である可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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消化器の疾患  ,  消化器作用薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  肝臓 

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