抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】乳癌組織における甲状腺ホルモン受容体β1(TRβ1)蛋白質発現の変化とその臨床的意義を調査するために,乳癌における甲状腺ホルモン受容体β1(TRβ1)の発現を調査する。方法:120例の乳がん患者の手術切除した乳腺癌組織標本及びその癌隣接組織標本を選択した。免疫組織化学的SP法を用いて,TGFβ1蛋白質発現を検出した。癌組織におけるTRβ1タンパク質発現と患者の年齢、腫瘍直径、病理分類、臨床分期、リンパ節転移及びエストロゲン受容体(ER)、プロゲステロン受容体(PR)、ヒト表皮成長因子受容体2(HER-2)発現の関係を分析した。【結果】癌組織と隣接組織におけるTRβ1蛋白質の陽性発現率は,それぞれ38.33%(46/120)と99.17%(119/120)であり,それらの間には有意差があった(P<0.05)。癌組織におけるTRβ1の発現は,臨床病期とリンパ節転移と関連があり(P<0.05),年齢,腫瘍径,病理学的グレード,ER,PR,HER-2発現とは相関しなかった(P>0.05)。【結語】乳癌組織におけるTRβ1蛋白質の発現は上方制御され,乳癌組織におけるTRβ1蛋白質発現の検出は,患者の臨床病期の予測とリンパ節転移の予測に役立つ可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】