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J-GLOBAL ID:201802216393754765   整理番号:18A0805301

ナンセンス仲介mRNA崩壊における欠陥を持つArabidopsis変異体の開花期調節における開花3およびBボックスドメイン蛋白質19に影響するMADSの可能な役割【JST・京大機械翻訳】

Possible Role of MADS AFFECTING FLOWERING 3 and B-BOX DOMAIN PROTEIN 19 in Flowering Time Regulation of Arabidopsis Mutants with Defects in Nonsense-Mediated mRNA Decay
著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 191  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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真核細胞は,細胞から異常なmRNAを明らかにするために非センス仲介mRNA崩壊(NMD)を使用し,その結果,切断蛋白質の蓄積を防止する。Arabidopsisにおいて,2つのアップフレームシフト(UPF)蛋白質,UPF1およびUPF3はNMDにおいて重要な役割を果たしている。UPF1とUPF3の欠損は種々の発生欠陥をもたらすが,NMDによる開花時間の調節の基礎となる機構についてはほとんど知られていない。ここでは,upf1-5およびupf3-1変異体は長日条件下で後期開花表現型を有し,upf1-5 upf3-1二重変異体は開花時間の遅延において相加効果を有することを示した。upf変異体のRNA配列決定により,UPF3は開花期のUPF仲介調節においてUPF1よりも強い効果を発揮することを明らかにした。開花時間を調節することが知られている遺伝子の中で,FLOWERING LOCUS C(FLC)mRNAレベルは,qPCRにより確認されたように,upf変異体において増加した(8倍まで)。upf1-5,upf3-1及びupf1-5 upf3-1変異体は春化に応答し,upf突然変異体のDelid開花におけるFLCの役割を示唆した。upf突然変異体における高いFLC転写産物レベルとDelid開花と一致して,FLOWERING LOCUS T(FT)とSUPPRESSOR OF OVEREXPRESSION OF CONSTANS1(SOC1)mRNAは,upf変異体で減少した。しかしながら,RNA-seqは未熟終止コドン(PTC)を含む異常FLC転写産物を同定せず,FLCはNMDによる開花時間の調節における直接標的ではないことを示唆した。FLC依存的に作用する開花時間調節因子の中で,MAF3,NF-YA2,NF-YA5,およびTAF14は,upf変異体における転写産物レベルの増加を示した。また,FLC非依存的に作用するBBX19とATCは,upf変異体における転写産物レベルの増加を示した。PTCを含む異常転写物はMAF3とBBX19から同定され,異常転写産物のレベルはupf変異体で増加した。これらの結果を合わせて,upf突然変異体の後期開花表現型は,少なくとも2つの異なる経路,すなわち,FLC依存性様式におけるMAF3とFLC非依存性様式におけるBBX19により仲介されることを提案した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  分子遺伝学一般 

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