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J-GLOBAL ID：201802216457989293   整理番号：18A0754286

カルベン安定化ジリン錯体の空気酸化における予想外の生成物分布の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the Unexpected Product Distribution in the Aerial Oxidation of Carbene-Stabilized Diphosphorus Complex

著者 (3件)： Ghosh Boyli (Raman Centre for Atomic Molecular and Optical Science, Indian Association for the Cultivation of Science, 2A and 2B, Raja S. C. Mullick Road, Kolkata, 700032, India) ,  Banerjee Ambar (Raman Centre for Atomic Molecular and Optical Science, Indian Association for the Cultivation of Science, 2A and 2B, Raja S. C. Mullick Road, Kolkata, 700032, India) ,  Paul Ankan (Raman Centre for Atomic Molecular and Optical Science, Indian Association for the Cultivation of Science, 2A and 2B, Raja S. C. Mullick Road, Kolkata, 700032, India)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 24  号： 17  ページ： 4350-4360  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸素による非金属一重項分子の酸化はそれ自身の複雑さを持つ。ここでは,DFTおよびab initio法により,N-複素環カルベン(NHC)安定化ジリン錯体の空気酸化の機構的詳細を明らかにした。この特別な酸化過程は,より熱力学的に安定なオキソ架橋(P-O-P)化合物の代わりに,二リン四酸化物錯体を含む予想外のP-P結合を生成することが知られている。これらの知見は,より安定化されていない化学種を含むP-P結合が速度論的に制御された生成物(KCP)であり,熱力学的に制御された生成物(TCP)であるオキソ架橋種の形成に関与する経路に存在するより高い位置に対応する最小エネルギー交差点(MECP)に関連する経路における低位遷移状態(TS)の存在により得られることを示唆した。ここでは,KCPの形成に関与するTSのより低い障壁高さだけでなく,より高い位置のMECPに対する低い障壁TSを通してのシステムのより速い伝達により,KCPが形成されることが知られているKCP/TCP現象の興味ある変種を示した。さらに,TCPの形成を避ける不可逆的単分子O-O解離段階のより速い速度論は,反応の運命を決定する寄与因子である。ここで提供した洞察は,黒色ホスホレンのような他のP-P含有種の酸化を理解するのに役立つ可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 一重項 ,  酸化物 ,  熱力学 ,  *生成物分布 ,  速度論 ,  *酸化 ,  *錯体 ,  化学種 ,  遷移状態 ,  酸素 ,  *空気酸化 ,  不可逆性
準シソーラス用語： 単一分子 ,  最小エネルギー原理 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： カルベン ,  密度汎関数計算 ,  酸化 ,  リン ,  反応機構

分類 (3件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q) ,  有機りん化合物  (CF08040N)

タイトルに関連する用語 (8件)： カルベン ,  安定化 ,  ジリン ,  錯体 ,  空気酸化 ,  予想 ,  生成物分布 ,  理解