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J-GLOBAL ID：201802216506476476   整理番号：18A0337866

侵入作物病害虫の天然生物的防除におよぼす空間状況の直接的および間接的影響【Powered by NICT】

Direct and indirect effects of the spatial context on the natural biocontrol of an invasive crop pest

著者 (3件)： Maisonhaute Julie-Eleonore (Universite du Quebec a Montreal, Departement des sciences biologiques, C.P. 8888, Succ. Centre Ville, Montreal (Quebec) H3C 3P8, Canada) ,  Labrie Genevieve (Centre de recherche sur les grains (CEROM), 740, chemin Trudeau, Saint-Mathieu-de-Beloeil (Quebec) J3G 0E2, Canada) ,  Lucas Eric (Universite du Quebec a Montreal, Departement des sciences biologiques, C.P. 8888, Succ. Centre Ville, Montreal (Quebec) H3C 3P8, Canada)
資料名： Biological Control  (Biological Control)
巻： 106  ページ： 64-76  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0345A  ISSN： 1049-9644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 害虫の自然防除は直接効果(空間コンテキスト,天敵)と間接的効果(天敵に及ぼす空間効果)の両方により影響される。本研究の目的は1)ダイズアブラムシの生物防除(直接効果)に対する天敵と空間コンテキストの相対的影響を評価し,2)天然生物的防除に関連した最良の天敵のギルド(間接効果)に及ぼす空間的文脈の影響を決定する。第一の目的に関して,著者らの結果は,2011(高侵入)では,ダイズアブラムシ天然生物的防除は天敵(昆虫病原性真菌類,捕食者,機能的多様性)と空間コンテキスト(クロウメモドキの存在,ダイズの割合,作物の豊富さ)の共有効果によって説明され,変動の50%を説明したことを示した。機能的多様性は,天然生物的防除(累積日数に負の影響)と正に相関のみ天敵変数であった。2012では,(中程度の寄生),天然生物的防除は天敵(種の豊富さ,変動の23.5%),次いで天敵と景観の共有効果(15.5%)によって説明した。第二の目的に関して,著者らは森林の割合の影響を受け,景観におけるダイズの割合により負影響を受け正天敵を見出した。著者らの結果は,ダイズアブラムシの総合的害虫管理天敵を保存する生息場所の管理を含む,特に機能的多様性を促進することを示唆した。例えば,良好な天然生物的防除はダイズの割合を減らし,作物の豊富さを増加させ,森林を保存することにより達成できた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *防除 ,  ダイズ ,  生息場所 ,  *生物的防除 ,  *農作物 ,  昆虫類 ,  *害虫 ,  捕食者 ,  総合防除
準シソーラス用語： 寄主植物 ,  種豊富度 ,  ギルド ,  ダイズアブラムシ ,  *媒介昆虫 ,  *侵入 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： Aphis glycines Matsumura ,  昆虫病原性真菌 ,  機能的多様性 ,  宿主植物 ,  天然生物的防除 ,  捕食者 ,  空間文脈 ,  変動分配

分類 (2件)： 生物的防除  (FC05030B) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 侵入 ,  作物 ,  病害虫 ,  生物的防除 ,  状況 ,  間接