文献

J-GLOBAL ID：201802216538669332   整理番号：18A0022720

知能の開発における構造共分散の画像化【Powered by NICT】

Imaging structural covariance in the development of intelligence

著者 (7件)： Khundrakpam Budhachandra S. (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada) ,  Lewis John D. (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada) ,  Reid Andrew (Institute of Neuroscience and Medicine (INM-1), Research Centre Juelich, Juelich, Germany) ,  Karama Sherif (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada) ,  Zhao Lu (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada) ,  Chouinard-Decorte Francois (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada) ,  Evans Alan C. (McConnell Brain Imaging Centre, Montreal Neurological Institute, McGill University, Montreal, Canada)
資料名： NeuroImage  (NeuroImage)
巻： 144  号： PA  ページ： 227-240  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3139A  ISSN： 1053-8119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小児における言語的および非言語的知能は高度に相関し,それらの神経基質を区別することは困難であった。それにもかかわらず,最近の研究は,言語と非言語的知能は解離できることを示し,それぞれに対応する限局性皮質領域を実証した。しかし,言語および非言語性知能に対応する構造共分散のパターンは検討されていない。本研究では,著者らは6 18歳の被験者の586縦方向解剖学的MRIスキャン,WPPSI知能検査(Wechsler短縮スケールに対する同時知能指数(IQ)試験を用いた。構造共分散ネットワーク(SCN)は低IQ(性能IQ=100±8,言語性IQ=100±7)とIQの高い(PIQ=121±8, VIQ=120±9)群の皮質厚の地域間相関を用いて構築した。低高VIQグループから,著者らは,より高い全体効率とモジュール性の観察によって補足された,皮質領域の間の解剖学的結合と高VIQグループにおける低い局所効率の制約付きパターンを観察し,より最適なトポロジー的組織へのシフトを示唆した。ノードトポロジー特性(地域効率と参加係数)の分析は,高VIQグループのための下前頭回と上側頭回を含む左半球言語関連領域のより大きな関与を明らかにした。低高PIQ群から,解剖学的結合パターンにおける有意差を認め,全体およびノードトポロジー特性はそうではなかった。著者らの知見は,高い言語性知能がある人がより低い言語性知能を持つ異なる人々から構造的脳差を持つことを示した-局在皮質領域だけでなく,広く分布している皮質領域の間の解剖学的結合のパターンでは,恐らく高VIQ群でより効率的な組織化に導く可能性があることをシステムレベル再構成にした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 解剖学 ,  基質 ,  再構成 ,  *共分散 ,  位相幾何学 ,  言語 ,  子供 ,  走査 ,  知能検査 ,  皮質 ,  画像診断 ,  ネットワーク
準シソーラス用語： 被験者 ,  言語性知能 ,  *画像化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 言語と性能知能 ,  皮質厚 ,  構造共分散ネットワーク ,  画像診断 ,  認知発達

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  心理学一般  (AE01000T) ,  人工知能  (JE08000Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 知能 ,  開発 ,  共分散 ,  画像化