文献
J-GLOBAL ID:201802216605601268   整理番号:18A0947216

九州中部天草・御船地域の白亜系砂岩と砕屑性ジルコンU-Pb年代 -白亜紀日本の前弧盆地砕屑岩とその後背地-

Detrital Zircon U-Pb Dating of Cretaceous Sandstones from Amakusa-Mifune District, Central Kyushu, Japan: Provenance and Transition of Fore-arc Clastic Rocks in Cretaceous Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 21-51(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
西南日本,九州中部天草・御船地域の浅海や非海成の白亜紀地層は東アジアに沿った後期中生代の弧-海溝系の前弧堆積物を代表する。それらの起源や経年変化を明らかにするために,それらユニットの白亜紀の砂岩からの破屑性ジルコンのU-Pb年代測定がされた。アルビアン期からマーストリヒチアン期の範囲にある10の砂岩試料から得た破屑性ジルコンの年代スペクトルは起源状況に関し次の4つの側面を明らかにした,(1)アルビアン期からマーストリヒチアン期の間の白亜紀花崗岩の卓越した露出が,少量の三畳紀と古生代の花崗岩を随伴していること,(2)カンパニアン期の前弧領域へのジュラ紀と古原生代のジルコンの流入の開始,(3)東アジアの前弧や内弧の領域に堆積しているほかの同時代の砂岩に破屑性ジルコンの年代スペクトルが本質的に類似していること(例えば,大陸側の関門層群と溝側の物部川層群),そして(4)弧に沿って関東から九州までの西南日本の中の同時代の砂岩に共通で至る所に見られる年代スペクトル。これらのことは東アジアの端の白亜紀前弧が,より古い造山帯から初期~中期中生代や古生代の少量の花崗岩をともなう大きい白亜紀の弧の花崗岩として同様な起源を特徴としていることを示唆している。起源の中での大きな変化はカンパニアン期で起き,それは古原生代の基底部のように非常に古い大陸由来の陸源破屑物の流入を可能にした。これは恐らく隆起した白亜紀弧バソリス帯からなると思われる既存の地形的障壁の消失を反映している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中生代  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (59件):
タイトルに関連する用語 (12件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る