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J-GLOBAL ID：201802216815120461   整理番号：18A1649312

肥満媒介結腸癌リスクにおけるリピドームの役割【JST・京大機械翻訳】

The role of the lipidome in obesity-mediated colon cancer risk

著者 (3件)： Jain Raghav (Department of Food Science and Human Nutrition, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Austin Pickens C. (Department of Food Science and Human Nutrition, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Fenton Jenifer I. (Department of Food Science and Human Nutrition, Michigan State University, East Lansing, MI, USA)
資料名： Journal of Nutritional Biochemistry  (Journal of Nutritional Biochemistry)
巻： 59  ページ： 1-9  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0597B  ISSN： 0955-2863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満は脂肪酸のような脂質により影響される慢性炎症の状態であり,それらの二次酸化代謝産物はオキシ脂質と考えられている。多くのそのような脂質メディエーターは炎症の強力なシグナル伝達分子として機能し,脂質代謝をさらに変化させ,発癌を誘導する。例えば,スフィンゴシン-1-リン酸は,内皮細胞においてシクロオキシゲナーゼ-2を活性化し,アラキドン酸(AA)のプロスタグランジンE_2(PGE_2)への変換をもたらす。PGE2は結腸癌細胞増殖を促進する。対照的に,チトクロームp450酵素を介したAA酸素化の研究されていない経路はエポキシエイコサテトラエン酸(EETs)を産生し,その抗炎症特性は脂肪酸の遊離を介して肥満の特徴である拡大脂肪細胞の収縮を引き起こす。EET枯渇は肥満で起こり,結腸細胞発癌に寄与すると考えられている。一方,スフィンゴ脂質の一種であるガングリオシドは,結腸腫瘍細胞のアポトーシスに寄与する細胞表面シグナル伝達分子である。これらの発見の多くは最近行われており,その機構はまだ完全に理解されておらず,脂質研究の新しい章になっている。本レビューでは,肥満関連結腸癌の背後にある機構を,プロセスにおける小脂質シグナル伝達分子の役割に焦点を当てて論じた。特に,肥満の間の脂質代謝産物レベルの変化と結腸癌の発生,ならびに治療のための新しいバイオマーカーと標的について議論する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細胞増殖 ,  *肥満 ,  消炎作用 ,  発癌 ,  バイオマーカー ,  *結腸腫瘍 ,  酵素 ,  アポトーシス ,  脂肪酸 ,  細胞情報伝達 ,  *結腸 ,  炎症 ,  脂質代謝 ,  代謝産物
準シソーラス用語： シクロオキシゲナーゼ2 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 大腸癌 ,  肥満 ,  オキシ脂質 ,  スフィンゴ脂質 ,  炎症 ,  リピドーム

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 肥満 ,  結腸癌 ,  リスク ,  役割