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J-GLOBAL ID:201802216882880587   整理番号:18A0155979

ジ-(2-エチルヘキシル)フタラートはマウスモデルにおいてM1およびM2分極マクロファージに及ぼす差次的効果を介した黒色腫腫瘍成長を増強する【Powered by NICT】

Di-(2-ethylhexyl) phthalate enhances melanoma tumor growth via differential effect on M1-and M2-polarized macrophages in mouse model
著者 (5件):
資料名:
巻: 233  ページ: 833-843  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フタル酸エステルは性的および生殖発生に影響する可塑剤として広く使用されている。ジ-(2-エチルヘキシル)フタラート(DEHP)は,腫瘍開始および進行と関連していることをマクロファージ分極に影響を及ぼすかどうかを調べた。変化を48時間LPSまたはConA刺激in vitroひ臓BまたはT細胞増殖におけるそれぞれ観察されなかった。とは対照的に,LPS誘導H_2O_2とNO産生及びザイモサンA仲介食作用によって判断されるようにマクロファージ機能を12時間DEHPに応答して阻害された。六週齢雄マウスにB16F10メラノーマ細胞を注入する前に21日間4.0mg/kgのDEHPへの曝露と4.0mg/kgのDEHPへの後露光7日間した場合,腫瘍結節形成と腫瘍容積の変化は,対照群のそれらよりも高かった。さらに,雄マウスに3または4週間DEHPで前処理した腹腔内投与し,腹腔浸出細胞(PEC)または骨髄由来マクロファージ(BMDM)をリポ多糖類(LPS)とインキュベートした場合,COX-2,TNF-α,及びIL-6の発現はLPS刺激対照細胞のそれと比較してDEHP前処理細胞で減少した。18時間の一酸化窒素(NO)の産生は,LPSで刺激されたPECsとM1型BMDMに低下したが,IL-4発現はLPSで刺激されたBMDMで増強された。BMDMはIL-4と30時間インキュベートした場合,M2型マクロファージのアルギナーゼ1は転写と翻訳レベルで増加した。データはマクロファージであったDEHP処理,M1polarzationを減少させたが,M2分極を増強するにより特異的に分極することを示した。まとめると,これらのデータは,DEHPがマクロファージのin vivo免疫応答に影響し,それらの腫瘍防止能力の抑制に導くことを実証した。これは腫瘍発生のリスクが高い個人は各種フタル酸を含むDEHPのへの長期曝露を避けるべきであることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  土壌汚染 

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