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J-GLOBAL ID:201802216978507906   整理番号:18A1979270

気相中の酸化カルシウムクラスタイオン,CanOm+に及ぼす水和の安定性と効果

Stability and Effect of Hydration on Calcium Oxide Cluster Ions, CanOm+, in the Gas Phase
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号: 10  ページ: 1530-1536(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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気相熱脱着分光法を用いて,酸化カルシウムクラスタイオン,CanOm+に対する水和の熱安定性と効果を研究した。化学量論的なCanOn+,CanOn+1+,およびCanOn+2+クラスタが300Kで気相中に形成され,比較的多くの酸素に富むクラスタ,CanOn+2+(n=3,5,7,9)は,より高い温度に加熱したとき,CanOn+を形成するO2を放出した。O2放出の安定性と傾向はクラスタ中の原子の形式的酸化状態によって良く説明された。CanOn+とCanOn+1H2+とCanOn+2H2+を形成する。Ca4O5H22+とCa4O6H22+の安定幾何構造に関する密度汎関数理論(DFT)計算は,H2OのO-H結合が反応により活性化され,二水酸化物,Ca4O3(OH)2+とCa4O4(OH)2+が発熱過程を経て形成されることを示唆した。加熱により,OHとO2Hは,Ca4O3(OH)2+とCa4O4(OH)2+からそれぞれ放出され,Ca4O3(OH)+を形成した。他のクラスタ(n=3,5,7および8)に対して,OH放出およびO2H放出は,CanOn-1(OH)2+およびCanOn(OH)2+の簡単な加熱によって観察されなかった。それにもかかわらず,多重水分子による気相CanOm+の溶媒和は,水和CanOn-1+(OH)+を生成することが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  分子化合物 
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