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J-GLOBAL ID:201802217025512845   整理番号:18A0721566

唾液腺の基底細胞腺腫と組織学的に類似した腫瘍におけるWnt/β-カテニンシグナルの変化とその診断的有用性【JST・京大機械翻訳】

Wnt/β-catenin signal alteration and its diagnostic utility in basal cell adenoma and histologically similar tumors of the salivary gland
著者 (10件):
資料名:
巻: 214  号:ページ: 586-592  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1139A  ISSN: 0344-0338  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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基底細胞腺腫(BCA),基底細胞腺癌(BCAC),腺様嚢胞癌(ACC)および唾液腺の多形腺腫(PA)の間の鑑別診断は,それらの類似した組織学的出現のために困難である。頻繁な核β-カテニン発現とCTNNB1突然変異はBCAで報告されているが,Wnt/β-カテニンシグナル変化のさらなる詳細は不明である。本研究の目的は,BCAおよび形態学的模倣におけるWnt/β-カテニン信号変化の診断的有用性を評価することであった。著者らは,BCA(n=34),BCAC(n=3),ACC(n=67)およびPA(n=31)におけるWnt/βカテニン関連遺伝子(CTNNB1,APC,AXIN1およびAXIN2)のβ-カテニンおよび突然変異解析のための免疫組織化学的染色を行った。また,蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)により,ACC特異的MYBおよびMYBL1遺伝子再配列を分析した。核β-カテニン発現(≧3%)はBCAの32/34例(94.1%)に存在し,核β-カテニン標識指数は他の腫瘍型より有意に高かった(p=<0.0001)。BCAでは,CTNNB1,APCおよびAXIN1遺伝子(それぞれ41.1%,2.9%および8.8%)の変異を見出した。BCACにおいて,CTNNB1突然変異による核β-カテニン発現は,1/3症例(33.3%)において存在した。ACCに関しては,核β-カテニン発現は3/67症例(4.4%)で観察されたが,3症例すべてはMYBまたはMYBL1遺伝子再配列を有していた。結果は,適切な基準による核β-カテニン免疫活性が組織学的に類似した腫瘍からBCAを区別するのに役立つ可能性があることを示唆する。しかしながら,核β-カテニン発現を伴うACCsのマイナーなサブセットは注意深い診断を必要とする。加えて,Wnt/β-カテニンシグナルの変化はBCAおよびBCACの病因において役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯と口腔の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能 

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