文献
J-GLOBAL ID:201802217052634047   整理番号:18A0284029

臍帯由来間葉系間質細胞の静脈内投与は新生児脳室内出血モデルにおける反応性グリオーシス及びミエリン形成不全を減弱する【Powered by NICT】

Intravenous injection of umbilical cord-derived mesenchymal stromal cells attenuates reactive gliosis and hypomyelination in a neonatal intraventricular hemorrhage model
著者 (11件):
資料名:
巻: 355  ページ: 175-187  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脳室内出血(IVH)は早産児の高頻度の合併症,脳性麻痺および認知障害と同様に低酸素性虚血性脳症と脳室周囲白質軟化症をもたらした。本研究では,臨床応用のための無血清培地(RM培地)で培養した臍帯由来間葉系間質細胞(UC MSCs)による新生児IVHの回復効果を調べた。UC-MSCsはFBSまたはRMを添加したαMEM培地で培養した。生後5日目の新生児IVHマウスモデルは,自己血の脳室内注入により発生させた,マウスはIVH二日後1×10~5UC-MSCsを静脈内投与した。脳磁気共鳴イメージングで,日齢1522で行い,神経行動測定は,UC-MSCsなしIVH後の生後23日目で実施し,血清中の組織病理学的分析とサイトカインビーズアッセイを伴っていた。αMEMとRMで培養した両UC-MSCsは,MSCの基準とIVHマウスの改良された行動結果に合致した。さらにRM群は対照群と比較して有意な行動改善を示した。病理組織学的分析は,RMで培養したUC-MSCsはIVH後に観察される脳室周囲反応性神経膠症,髄鞘形成不全,および脳室周囲細胞死を著明に減弱し明らかにした。さらに,ヒト脳由来神経栄養因子と肝細胞成長因子はUC-MSCs投与24時間後に新生児IVHモデルマウスの血清,髄液および脳組織で上昇していた。これらの結果は,UC-MSCsは損傷脳の神経膠症およびアポトーシスを保護することにより新生児IVHを減弱させる示唆し,RMで培養したUC-MSCsの静脈内投与は,臨床における新生児IVHに適している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
婦人科疾患,妊産婦の疾患  ,  婦人科・産科の臨床医学一般  ,  婦人科・産科の基礎医学  ,  神経の基礎医学 

前のページに戻る