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J-GLOBAL ID：201802217070994053   整理番号：18A0784942

抗てんかん薬は単離心筋細胞の短縮を損なう【JST・京大機械翻訳】

Antiepileptic Drugs Impair Shortening of Isolated Cardiomyocytes

著者 (4件)： Hulbert Johanna (Institute of Physiology II, University Hospital Bonn) ,  Elger Christian E. (Department of Epileptology, University Hospital Bonn) ,  Meyer Rainer (Institute of Physiology II, University Hospital Bonn) ,  Surges Rainer (Department of Epileptology, University Hospital Bonn)
資料名： Frontiers in Neurology (Web)  (Frontiers in Neurology (Web))
巻： 8  ページ： 133  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7085A  ISSN： 1664-2295  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:ほとんどの抗てんかん薬(AED)は電位依存性イオンチャンネルに作用することにより発作発生を阻害する。電位依存性ナトリウム及びカルシウムチャンネルは脳及び心臓において一般的に発現され,AEDはかなりの心抑制効果を有し,それによりてんかんにおける突然の予想外死の潜在的原因として突然心臓死を促進することを示唆した。ここでは,野生型マウスの分離心室心筋細胞の短縮特性に及ぼすカルバマゼピン(CBZ),ラモトリギン(LTG),およびレベtirセタム(LEV)単独および併用の影響を検討した。【方法】マウス心筋細胞の特性を,異なる濃度と組合せにおけるAEDの投与の前,間,および投与後のビデオ画像システムでサルコメア短縮を記録することによって測定した。(i)連続電気刺激(電気機械結合)の間の成功した短絡の数,(ii)4Hzでの反復電気刺激における他の短絡関連特性と同様に短縮振幅を評価した。データを平均±SEMとして与えた。結果:100μMでは,CBZ(10細胞),LTG(11細胞)およびLEV(11細胞)のみが電気機械的結合に影響を及ぼさなかったが,短縮振幅はそれぞれ15±4,24±3および11±3%減少した。LTG濃度を250(21細胞)及び500μM(4細胞)に増加すると,実験の62及び100%において電気機械的結合を可逆的に阻害した。重要なことに,100μMでのCBZ,LTGおよびLEVの同時適用は,19の心筋細胞のうち8つ(42%)で電気機械的結合を損ない,短縮振幅を21±4%減少させた。結論:著者らのデータは,AEDが心臓の興奮と収縮を可逆的に障害することを示している。重要なことに,電気機械的結合に及ぼすブロッキング効果は,異なるAEDを同時に適用するとき,添加物であると思われる。これらの実験所見の臨床診療への変換価値は限られている。しかしながら,著者らの結果は,特にAEDが併用または非常に高い用量で使用されるとき,心臓副作用と重篤な心機能不全の潜在的促進に関して,合理的AED療法が重要である可能性があることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電気機械 ,  投与 ,  ナトリウム ,  *心筋細胞 ,  発作 ,  *抗痙攣薬 ,  サルコメア ,  心臓 ,  電気刺激 ,  カルシウムチャンネル ,  治療法 ,  ブロッキング ,  心室 ,  *てんかん
準シソーラス用語： 電位依存性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 抗てんかん薬 ,  心臓ブロック ,  心筋細胞 ,  収縮 ,  てんかん ,  副作用 ,  てんかんにおける突然死

分類 (1件)： 抗てんかん薬・抗けいれん薬の臨床への応用  (GW03070O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 抗てんかん薬 ,  単離心 ,  筋細胞