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J-GLOBAL ID：201802217083434188   整理番号：18A0627098

拡大生産者責任の国際動向-ガイダンスマニュアル改訂版を中心として-EPR政策展開へのインセンティブとしての調整料金制度の考察-ガイダンス改訂版からの示唆-

著者 (1件)： 山川肇 (京都府大 大学院生命環境科学研究科)
資料名： 廃棄物資源循環学会誌  (Material Cycles and Waste Management Research)
巻： 29  号： 1  ページ： 34-41  発行年： 2018年01月31日 
JST資料番号： L1595A  ISSN： 1883-5864  CODEN： HSJGBV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,OECDが2016年に公表した拡大生産者責任(EPR)のガイダンス改訂版のうち,5章の「拡大生産者責任における環境配慮設計へのインセンティブ」の概要を紹介した。ガイダンス改訂版では,これまでのEPR制度はDfEに対するインセンティブが不十分であると評価しており,その改善可能性を検討している。本稿ではガイダンス改訂版の内容と関連して,EPRの環境配慮設計(エコデザイン,DfE)への影響を評価する際の留意点,日本の家庭系パソコンおよび家電4品目のリサイクル制度の個別生産者責任(IPR)的要素とDfEに対するインセンティブについて検討した。さらに,フランスの調整料金制度(エコ調整)の事例を紹介し,種々の環境配慮インセンティブをもつEPR政策への日本での展開可能性について若干の考察を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *社会的責任 ,  *リサイクル ,  *製品設計 ,  環境保全 ,  経済協力開発機構 ,  *動機づけ ,  家庭電器 ,  法規制 ,  環境政策 ,  パーソナルコンピュータ ,  課金方式 ,  フランス共和国 ,  事例研究 ,  国際化
準シソーラス用語： 家電リサイクル法 ,  *拡大生産者責任 ,  環境規制 ,  *環境配慮設計 ,  国際動向 ,  製品賦課金

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (17件)：

• OECD : Extended Producer Responsibility, Updated Guidance for Efficient Waste Management, OECD Publishing (2016)
• OECD : Extended Producer Responsibility, A Guidance Manual for Governments, OECD Publishing (2001)
• M. Walls : EPR Policies and Product Design : Economic Theory and Selected Case Studies, Document Prepared for OECD (2006) http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=901661 (accessed2017-December-28)
• N. Tojo : Extended Producer Responsibility as a Driver for Design Change-Utopia or Reality ?, The International Institute for Industrial Environmental Economics (2004)
• Y. Hotta, A. Santo and T. Tasaki : EPR-based Electronic Home Appliance Recycling System under Home Appliance Recycling Act of Japan, Case Study Prepared for the OECD (2014) https://www.oecd.org/environment/waste/EPR_Japan_HomeAppliance.pdf (accessed 2017-December-28)

タイトルに関連する用語 (11件)： 拡大生産者責任 ,  動向 ,  ガイダンス ,  マニュアル ,  改訂 ,  EPR ,  政策 ,  展開 ,  インセンティブ ,  料金 ,  制度