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J-GLOBAL ID:201802217165984125   整理番号:18A1068872

眼トキソカラ症の臨床的に疑われる患者におけるトキソカラ抗体の有病率:スリランカにおける後ろ向き記述研究【JST・京大機械翻訳】

Prevalence of Toxocara antibodies among patients clinically suspected to have ocular toxocariasis: A retrospective descriptive study in Sri Lanka
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 50  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7442A  ISSN: 1471-2415  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】イヌ,ネコ,および反芻動物のToxocara canis,T.cati,およびT.vitulorumによって引き起こされたヒトトキソカラ症は,世界中で重要な人畜共通感染症として認識されている。ヒトにおけるトキソカラ症の典型的な臨床症候群は,眼性幼生移動(OLM)と内臓幼虫移動(VLM)である。OLMの最も一般的に影響される部位は,末梢網膜および/または硝子体液である。スリランカにおいて,著者らの集団における眼感染の罹患率に関する情報の不足がある。そこで本研究では,OLM患者を疑い,血清陽性患者の人口統計学的因子と臨床症状を記述するために,Toxocara抗体の罹患率を測定するために実施した。1995年4月から2015年4月までの間に,Peradeniya大学の専門医に相談された臨床的に疑われている眼科的に疑われている合計250例を対象とした。【方法】データ(年齢,性別,胃底鏡所見)を,リフェラル文字から集めた。各血清試料は,Toxocara排泄-分泌抗原ELISA(TES-ELISA)を受けた。【結果】250例のうち,155例(62%)は血清陽性であった。血清陽性例の年齢範囲は1~78歳で,平均年齢は27歳であった。最も高い血清陽性率(25/155)は,10~14歳の年齢群で観察された。血清陽性OLM症例の最も頻繁な臨床症状は,片側の減少した視力と赤色の眼であった。他の症状には,テアリング,フォトホビア,および白血球が含まれている。血清陽性OLM症例の高い割合はぶどう膜炎(34.19%)を有し,続いて視力低下(21.94%),硝子体炎(12.9%)および脈絡膜炎(7.74%)であった。しかし,これらの臨床症状のいずれも,硝子体を除いてTES-ELISA血清陽性と有意に関連していなかった(X2=8.557,p=0.003)。結論:結論として,本研究の結果は,臨床的に疑われたOLM症例の間でトキソカラ症の血清有病率が高いことを示した。眼の患者におけるこの高いToxocara血清陽性率は,症状と上記の徴候を呈する眼疾患の鑑別診断におけるトキソカラ症を含むために,スリランカにおける眼科医を警告するべきである。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (29件):
  • Clin Microbiol Rev; Toxocariasis: clinical aspects, epidemiology, medical ecology and molecular aspects; D Despommier; 16; 2; 2003; 265-272; 10.1128/CMR.16.2.265-272.2003; CR1;
  • Br J Sports Med; Toxocara: dogwalking and playing fields; S Gillespie; 35; 2001; 6-7; 10.1136/bjsm.35.1.6; CR2;
  • Toxocara Canis: the dog. Toxocara and Toxocariasis: clinical, epidemiological and molecular perspectives; S Lloyd; Institute of Biology; 1993; 11-24; CR3;
  • Parasitology; Serological response of ascarid-free dogs to Toxocara Canis infection; LT Glickman, JP Dubey, LJ Winslow; 82; 3; 1981; 383-387; 10.1017/S0031182000066919; CR4;
  • Southeast Asian J Trop Med Public Health.; A seroepidemiological study of toxocariasis and risk factors for infection in children in Sri Lanka; DR Iddawela, PVR Kumarasiri, MS Wijesundera; 34; 1; 2003; 7-15; CR5;
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