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J-GLOBAL ID：201802217170434932   整理番号：18A0827163

サイバーセキュリティ教育と訓練支援システム:CyRIS

Cybersecurity Education and Training Support System: CyRIS

著者 (6件)： BEURAN Razvan (Japan Advanced Institute of Science and Technology) ,  PHAM Cuong (Japan Advanced Institute of Science and Technology) ,  TANG Dat (Japan Advanced Institute of Science and Technology) ,  CHINEN Ken-ichi (Japan Advanced Institute of Science and Technology) ,  TAN Yasuo (Japan Advanced Institute of Science and Technology) ,  SHINODA Yoichi (Japan Advanced Institute of Science and Technology)
資料名： IEICE Transactions on Information and Systems (Web)  (IEICE Transactions on Information and Systems (Web))
巻： E101.D  号： 3  ページ： 740-749(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0469A  ISSN： 1745-1361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サイバー攻撃の世界的な激増を考えると,サイバーセキュリティ教育と訓練がタイムリーに取り組まれていることが必須である。これらの活動は,その目的のためにサイバー範囲と呼ばれる訓練環境を使用する,研修生の技能を強化し改善するために,訓練生に実際の訓練を行うことを要求する。本論文で筆者らは,訓練環境の設定を完全に自動化することにより,この努力を支援するCyRIS(サイバー範囲具体化システム)と名付けたオープンソースシステムを提示し,その結果,如何なる組織も,より多くの,そして,多様な訓練活動を行うことができるようにした。CyRISは,環境設定とセキュリティコンテンツ生成の両方を含む,訓練環境の特性を記述するために,YAMLフォーマットでのテキストベースの表現を使用した。この記述に基づいて,CyRISは,複数の研修生による同時使用のために,コンピュータとネットワークインフラストラクチャ上の対応するサイバー範囲インスタンスを自動的に生成した。筆者らは,種々の現実的シナリオにおいてCyRISを評価し,筆者らの結果は,数百人の参加者による大規模訓練セッションを含む特徴と性能の両方において,サイバーセキュリティ教育と訓練に対するその適合性を実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コンピュータセキュリティ ,  *計算機利用システム ,  *適応訓練 ,  攻撃行動 ,  範囲 ,  人間 ,  整定 ,  セキュリティ ,  コンテンツ ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *サイバーセキュリティ ,  *教育支援システム ,  *訓練 ,  研修生 ,  環境設定

著者キーワード (3件)： サイバーセキュリティ訓練 ,  サイバーレンジ ,  教育支援システム

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (16件)：

• [1] C. Pham, D. Tang, K. Chinen, and R. Beuran, “CyRIS: A Cyber Range Instantiation System for Facilitating Security Training,” Proceedings of the International Symposium on Information and Communication Technology (SoICT), pp.251-258, Dec. 2016. 10.1145/3011077.3011087
• [2] R. Beuran, C. Pham, D. Tang, K. Chinen, Y. Tan, and Y. Shinoda, “CyTrONE: An Integrated Cybersecurity Training Framework,” Proceedings of the International Conference on Information Systems Security and Privacy (ICISSP 2017), pp.157-166, 2017. 10.5220/0006206401570166
• [3] Web Application Security Forum, “Hardening Project (in Japanese),” 2017. http://wasforum.jp/hardening-project/
• [4] Japan Network Security Association (JNSA), “Security Contest (SECCON) (in Japanese).” http://seccon.jp/
• [5] Red Hat, Inc., “Ansible is Simple IT Automation,” 2017. https://www.ansible.com/

タイトルに関連する用語 (4件)： サイバーセキュリティ ,  教育 ,  訓練 ,  支援システム