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J-GLOBAL ID:201802217278532079   整理番号:18A1929718

地球温暖化と治山・治水・利水 国土の変遷と災害

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 121-137  発行年: 2018年10月01日 
JST資料番号: S0371B  ISSN: 0039-4858  CODEN: SURKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・山地における森林利用と災害の歴史を通じ,森林の国土保全効果を考察。
・我が国は大規模な風水害が発生した場合,1件の風水害で数千~数万人規模の死亡者が生じる,もともと脆弱な国土。
・明治中期に制定された河川法・森林法・砂防法の治水3法以降は死亡者数が減少し,現在は大規模な風水害でも百人を超える死亡者数は激減。
・現在の1件の風水害で死亡する確率は127万人に1人にまで減少し,国土の風水害に対する安全度は史上最高。
・この風水害の克服には,治水施設の完備に加え,山地の森林の充実が重要な役割を達成。
・森林伐採面積が災害量に大きな影響を与え,伐採量が50万ha/年を超えると土砂災害が顕著に増加。
・森林は濫伐すると10年後から山腹崩壊が顕著となり,伐採を止め再植林しても20年間は回復不能。
・これは,根系が腐朽し地盤支持力を失うためで,再植林した樹木の根系が崩壊防止の効果を発揮するまでの時間に起因。
・今後の林業において,森林利用と災害の歴史を知り,国土保全と林業の両立を目指すことが必要。
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分類 (7件):
分類
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災害・防災一般  ,  洪水対策  ,  一般,砂防工学  ,  斜面安定,掘削変形  ,  都市計画一般,都市経済学  ,  森林保育  ,  造林一般 
引用文献 (15件):
  • 1) 農林水産省(2009):森林・林業再生プラン〜コンクリート社会から木の社会へ〜, 農林水産省,9pp.
  • 2) 林野庁(2018):平成29年度森林・林業白書,全林協,314pp.
  • 3) 北原曜(2010):森林根系の崩壊防止機能,水利科学,53(6),p.11-37
  • 4) 滋賀県編(1910):滋賀県写真帖,滋賀県,64pp.
  • 5) 西川治(2006):アトラス日本列島の環境変化(普及版),朝倉書店,187pp.
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