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J-GLOBAL ID:201802217326078782   整理番号:18A0435754

糖尿病性腎症を伴う2型糖尿病患者におけるオメンチン1とIL-6の役割【Powered by NICT】

Role of omentin 1 and IL-6 in type 2 diabetes mellitus patients with diabetic nephropathy
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 23-26  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2874A  ISSN: 1871-4021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病性腎症(DN)はT2DMの主要な慢性血管合併症および末期腎疾患の主な原因の一つである。炎症はT2DMの細小血管合併症を説明する提案した経路の一つであるが,正確な機構はまだ不明である。オメンチンは,インシュリンシグナル伝達を促進する抗炎症性アディポカインである。IL-6は免疫及び炎症応答に関与する多機能サイトカインである。本研究はDNの病因におけるオメンチン-1およびIL-6の役割とインスリン抵抗性との関連を明らかにするために実施した。DNを有さないT2DM患者におけるオメンチン-1およびIL-6の血清中濃度を評価し,比較することを目的とした。著者らの研究は,各41匹ずつの2群から構成されている。グループA(対照)は,腎症患者ないT2DMを含み,B群(症例)はT2DM腎症患者を対象とした。検討したパラメータは血清オメンチン-1,インスリン,IL-6,空腹時血中グルコース,尿素,クレアチニン,脂質プロファイル,HOMA-IR,eGFRとBMIであった。オメンチン1(p=0.03)は有意に低下した。,インシュリン(p=0.004),IL-6(p=0.023)とHOMA-IR(p=0.0004)のレベルの有意な増加は,対照と比較して症例で見られた。二変量分析は,オメンチン-1と研究集団におけるインシュリンと負の正相関eGFRを示した。著者らの研究の結果,血清オメンチン-1とIL-6データに基づいて,2型糖尿病患者における糖尿病性腎症の病因における炎症性機序とインスリン抵抗性が果たす重要な役割を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 

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