文献
J-GLOBAL ID:201802217341766796   整理番号:18A0974343

まれな二次耐性EGFR突然変異L747S,D771YおよびT854Aに対する不可逆的EGFR-TKISの有効性【JST・京大機械翻訳】

Efficacy of irreversible EGFR-TKIs for the uncommon secondary resistant EGFR mutations L747S, D761Y, and T854A
著者 (14件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 281  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:一般的上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子突然変異(エクソン19欠失またはエキソン21L858R)を有する非小細胞肺癌(NSCLC)はEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)に応答する。EGFR遺伝子のエクソン20における二次T790M突然変異は,獲得された耐性突然変異の最も一般的な型である。いくつかの報告は,他の二次突然変異(L747S,D761YおよびT854A)が第一世代EGFR-TKIに対する獲得耐性を誘導できることも示している。しかしながら,第二または第三世代EGFR-TKIの抗癌活性についてはほとんど知られていない。【方法】感受性EGFR L858R突然変異(Ba/F3-L858R/L747S,Ba/F3-L858R/D761Y,およびBa/F3-L858R/T854A)と共にBa/F3細胞に珍しい二次突然変異を導入し,種々のEGFR-TKIに対する感受性を調べた。【結果】Ba/F3-L858R/L747SおよびBa/F3-L858R/D761Y細胞株の両方は,第一世代可逆的EGFR-TKIに対して弱い耐性を示したが,Ba/F3-L858R/T854A細胞株は強い耐性を示した。対照的に,不可逆的EGFR-TKI,特に第三世代EGFR-TKIはこれらの抵抗を克服することができた。ウェスタンブロット分析は,ゲフィチニブ(第一世代)が,感受性L858R突然変異のみを有する細胞よりも,これら二次変異を有する細胞においてEGFRのリン酸化をより少ない程度に阻害することを示した。対照的に,アファチニブとオスモチニブ(第二と第三世代)は,感受性L858R突然変異のみを有する細胞で見られるように,これらの二次変異を有する細胞においてEGFRのリン酸化を阻害した。結論:著者らの実験的知見は,不可逆的EGFR-TKI,特に第三世代EGFR-TKIが珍しい二次突然変異に対して効果的であり,第三世代EGFR-TKIへの切り替えがこれらの珍しい二次突然変異のために後天性耐性を有する患者に対する有望な治療戦略であることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 
引用文献 (46件):
  • CA Cancer J Clin; Cancer statistics, 2014; R Siegel, J Ma, Z Zou, A Jemal; 64; 2014; 9-29; 10.3322/caac.21208; CR1;
  • Nat Clin Pract Oncol; Mechanisms of disease: Oncogene addiction-a rationale for molecular targeting in cancer therapy; IB Weinstein, AK Joe; 3; 2006; 448-457; 10.1038/ncponc0558; CR2;
  • N Engl J Med; Activating mutations in the epidermal growth factor receptor underlying responsiveness of non-small-cell lung cancer to gefitinib; TJ Lynch, DW Bell, R Sordella, S Gurubhagavatula, RA Okimoto, BW Brannigan, PL Harris, SM Haserlat, JG Supko, FG Haluska; 350; 2004; 2129-2139; 10.1056/NEJMoa040938; CR3;
  • New Engl J Med; Gefitinib or chemotherapy for non-small-cell lung cancer with mutated EGFR; M Maemondo, A Inoue, K Kobayashi, S Sugawara, S Oizumi, H Isobe, A Gemma, M Harada, H Yoshizawa, I Kinoshita; 362; 2010; 2380-2388; 10.1056/NEJMoa0909530; CR4;
  • Lancet Oncol; Gefitinib versus cisplatin plus docetaxel in patients with non-small-cell lung cancer harbouring mutations of the epidermal growth factor receptor (WJTOG3405): an open label, randomised phase 3 trial; T Mitsudomi, S Morita, Y Yatabe, S Negoro, I Okamoto, J Tsurutani, T Seto, M Satouchi, H Tada, T Hirashima; 11; 2010; 121-128; 10.1016/S1470-2045(09)70364-X; CR5;
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る