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J-GLOBAL ID：201802217371200750   整理番号：18A1990534

土壌交換性カリウム含有量を用いた土壌から玄米への放射性セシウム移動因子の推定のための統計モデル【JST・京大機械翻訳】

A statistical model for estimating the radiocesium transfer factor from soil to brown rice using the soil exchangeable potassium content

著者 (7件)： Yamamura Kohji (Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO, 3-1-3 Kannondai, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan) ,  Fujimura Shigeto (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50 Harajukuminami, Arai, Fukushima-shi, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Ota Takeshi (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50 Harajukuminami, Arai, Fukushima-shi, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Ishikawa Tetsuya (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50 Harajukuminami, Arai, Fukushima-shi, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Saito Takashi (Hama Agricultural Regeneration Research Centre, Fukushima Agricultural Technology Centre, 45-169 Sukakeba, Kaibama, Haramachi-ku, Minamisoma, Fukushima 975-0036, Japan) ,  Arai Yoshimitsu (Fukushima Agricultural Technology Centre, 116 Shimonakamichi, Takakura, Hiwada-machi, Koriyama, Fukushima 963-0531, Japan) ,  Shinano Takuro (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50 Harajukuminami, Arai, Fukushima-shi, Fukushima 960-2156, Japan)
資料名： Journal of Environmental Radioactivity  (Journal of Environmental Radioactivity)
巻： 195  ページ： 114-125  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0031B  ISSN： 0265-931X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米による放射性セシウムの取り込みを減らすために,東京電力会社が所有する福島第一次原子力発電所から放出された放射性セシウムによって汚染された水田に大量のカリウム肥料が適用されている。福島県政府は,米生産における従来の施肥の前に,土壌交換可能なK含有量を200mg kg(-1)まで維持することを推奨した。土壌交換可能なK含有量を用いて,土壌から玄米への移動係数を予測する方程式を構築した。次に,この方程式を用いて,2012年に確立された標準限界(100Bqkg(-1))を超える玄米の低リスク(5%)を保証する適切な土壌交換可能なK含有量を計算した。調査により得られた圃場データ(土壌及び玄米中の137Cs濃度の測定及び収穫時の土壌交換性K含有量の測定)を用いて,福島県上に分布する321水田において2012年から2015年にかけての方程式を構築した。移動係数の確率的変動は,与えられた環境条件下で対数正規分布に近似的に従うことを見出した。移動係数の対数量を予測するために4つの因子を考慮した。(1)土壌における交換可能なK含有量の対数の線形影響,(2)土壌における交換可能なK含有量の対数の非線形影響,(3)福島県における3つの区域と(4)年。土壌中の交換可能なK含有量の対数の線形モデルをR_D基準によって採用し,予測のためのモデルの絶対的適合性を示した。モデルの予測能力は,土壌中の交換可能なK含有量(因子1)の対数を含めた後に29%増加し,一方,予測能力は,空間的および時間的情報(因子3および4)を含む後に,さらに10%増加した。福島県政府により推奨される交換可能なK含有量の妥当性を提案した方程式を用いて再検討し,従来の勧告が2012年に適切であるが,土壌中の放射性セシウム濃度が減少した現状では完全には適切でないことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 対数正規分布 ,  原子力発電所 ,  カリ肥料 ,  近似法 ,  対数 ,  適応性 ,  福島県 ,  *統計模型 ,  セシウム137 ,  線形性 ,  *玄米
準シソーラス用語： 線形モデル ,  環境条件 ,  東京電力 ,  セシウム放射性同位体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 玄米 ,  推定 ,  交換可能なKコンテンツ ,  放射性セシウム ,  伝達因子 ,  対数正規分布

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 土壌 ,  交換性カリウム ,  含有量 ,  玄米 ,  放射性セシウム ,  推定 ,  統計モデル