文献

J-GLOBAL ID：201802217461149922   整理番号：18A0806809

植物におけるアブシシン酸の抗ウイルス作用【JST・京大機械翻訳】

Antiviral Roles of Abscisic Acid in Plants

著者 (2件)： Alazem Mazen (Institute of Plant and Microbial Biology, Academia Sinica) ,  Lin Na-Sheng (Institute of Plant and Microbial Biology, Academia Sinica)
資料名： Frontiers in Plant Science (Web)  (Frontiers in Plant Science (Web))
巻： 8  ページ： 1760  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7094A  ISSN： 1664-462X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アブシシン酸(ABA)はいくつかの非生物的ストレスに対する応答調節に関与する重要なホルモンであり,種々の病原体に対する植物防御に顕著な影響を及ぼす。細菌および菌類に対する植物防御におけるABAの役割は,その作用時間に依存して防御応答を誘導または減少させる多面的なものである。しかしながら,ABAは誘導時間に関わらずウイルスに対する異なる耐性機構を誘導する。最近の研究は,ABAをウイルス蓄積を妨げる抗ウイルス性サイレンシング経路と,ABAがmiRNAの成熟と安定性に影響するマイクロRNA(miRNA)経路に結びつけた。ABAはまた,ウイルス細胞から細胞への移動を制限する機構,プラスモデスマにおけるカロース沈着を誘導する。竹モザイクウイルス(BaMV)はポテックスウイルス群のメンバーであり,その蓄積と耐性に及ぼすABAの影響に関して最も研究されたウイルスの1つである。本レビューでは,ABAがBaMVと他のウイルスの蓄積と移動をどのように妨げるかを要約する。また,他のタイプの耐性に影響を及ぼし,さらなる研究を必要とするABAの側面を強調した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  ホルモン ,  遺伝子サイレンシング ,  細菌 ,  *ウイルス ,  ポテックスウイルス ,  *抗ウイルス作用 ,  病原体 ,  反応時間 ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  単環セスキテルペン ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： カロース ,  マイクロRNA ,  防御応答 ,  防衛 ,  非生物的ストレス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： アブシジン酸 ,  植物-ウイルス相互作用 ,  防御応答 ,  BAMV

分類 (5件)： 植物ホルモン  (EH02070M) ,  酵素生理  (EH02020J) ,  細菌による植物病害  (FC04053P) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： アブシシン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 植物 ,  アブシシン酸 ,  抗ウイルス作用