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J-GLOBAL ID:201802217464531913   整理番号:18A0976424

COPD患者の気道上皮における異常なDNAメチル化とSPDEFおよびFOXA2の発現【JST・京大機械翻訳】

Aberrant DNA methylation and expression of SPDEF and FOXA2 in airway epithelium of patients with COPD
著者 (23件):
資料名:
巻:号:ページ: 42  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7316A  ISSN: 1868-7083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一般的特徴である杯細胞化生は,患者間の罹患率と死亡率に寄与する粘液過剰分泌と関連する。転写因子SAM-指摘ドメイン含有Ets様因子(SPDEF)とフォークヘッドボックス蛋白質A2(FOXA2)は杯細胞分化を調節する。本研究は,(1)杯細胞分化時のDNAメチル化とSPDEFとFOXA2の発現を調べ,(2)粘膜繊毛分化時のCOPDと対照の患者からの気道上皮細胞におけるこれを比較することを目的とした。【方法】ゴブレット細胞分化の間のSPDEFとFOXA2のDNAメチル化と発現を評価するために,気管(非COPD対照)と気管支組織(COPD患者)から分離した原発性気道上皮細胞を,サイトカインインターロイキン(IL)-13の存在下で空気-液体界面(ALI)で培養して分化し,杯細胞分化を促進した。【結果】著者らは,SPDEF発現が杯細胞分化の間に誘発された一方,FOXA2発現が減少したことを発見した。重要なことに,SPDEFプロモーターにおけるCpG数8は分化により過剰メチル化されたが,FOXA2プロモーターのDNAメチル化は変化しなかった。IL-13の不在下では,COPD由来のALI培養細胞は,対照由来のALI培養よりも高いSPDEF発現を示したが,FOXA2発現については差は見られなかった。これは,SPDEFプロモーターにおけるCpG数6の低メチル化と,FOXA2プロモーターにおけるCpG数10と11の低メチル化を伴った。結論:これらの知見は,SPDEFとFOXA2の異常なDNAメチル化がCOPDにおける粘液過剰分泌の基礎となる因子の1つであることを示唆し,粘液過剰分泌のエピジェネシスに基づく阻害に対する新しい道を開く。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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呼吸器の基礎医学  ,  遺伝子発現 
引用文献 (42件):
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