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J-GLOBAL ID：201802217532525210   整理番号：18A1370257

海洋深層水を空調に利用する

Deep Seawater Air Conditioning

著者 (1件)： 森野仁夫 (清水建設 技研)
資料名： 海洋深層水研究  (海洋深層水利用学会全国大会海洋深層水講演要旨集)
巻： 18  号： 3  ページ： 164-165  発行年： 2017年12月30日 
JST資料番号： L5983A  ISSN： 1345-8477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 陸上施設冷却のための低温深層水(DSW)の使用はエネルギー消費と温室効果ガス排出の大きな削減を可能にする。冷却へのDSW利用には直接法と間接法の二つの方法がある。前者はDSW温度が10°C以下の時に適用される。この場合,エネルギー消費は50%と80%の間であり,揚水だけに使用される。DSWの温度が15°C以上では間接的方法が適用される。冷却器が熱源としてDSWを用いて冷水を生産し,次に空調機に送られる。この場合,省エネルギー効果は約20%である。さらに,ヒートポンプを冷却器として用いると加熱も得られる。間接的方法と表面海水に基づく空調は既に実施されているが,DSWを用いた空調は熱帯または亜熱帯地域の暖房と冷房システム用に開発可能である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *深層水 ,  *空調システム ,  エネルギー消費 ,  温室効果ガス ,  *冷却 ,  送水 ,  ポンプ ,  熱源 ,  省エネルギー ,  ヒートポンプ ,  熱帯 ,  亜熱帯 ,  暖房 ,  冷房 ,  低温 ,  ガス放出 ,  経済効果
準シソーラス用語： 温室効果ガス排出 ,  省エネルギー効果

分類 (2件)： エネルギー変換装置  (LC01020U) ,  海洋エネルギー  (LB03050M)

引用文献 (3件)：

• 森野仁夫(2000)海洋深層水による冷房と水温制御, 海洋深層水-取水とその利用-.月刊海洋号外,22, 50-55.
• 村井義孝(2009)深層水を利用した空調システム, 「深層水フォーラムin富山」講演資料.
• 横山 彰ほか(2014).海の深みに満ちる恵み-海洋深層水多段利用システム-.日立評論,2014 (1/2),24-29.

タイトルに関連する用語 (2件)： 海洋深層水 ,  空調