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J-GLOBAL ID：201802217546228211   整理番号：18A1981002

コニカミノルタの有機感光体長寿命化技術

Konicaminolta’s Work for Long Life Time Organic Photoconductor

著者 (1件)： 早田裕文 (コニカミノルタ株式会社 情報機器開発本部 材料要素技術開発センター 化製品開発部)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 57  号： 5  ページ： 576-582(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1980年代の上市以来,電子写真用有機感光体 (OPC) は着実に印刷速度と製品寿命を向上してきている.今日,一部オフィス系機種においてOPCは無交換で使用されている.OPCが産業印刷に使用される場合では,OPC起因の画像不良に伴う機械停止を極力少なくする必要があり,OPCの高耐久・長寿命化の市場要望が強い.機能面では,OPCは感度,速度応答性,機械的強度,表面物性,等,多様な機能特性を要求される電子デバイスとして進歩してきた.OPCの使用される環境は,通常の電子デバイス使用環境に比べて過酷なもので,電気的性能の向上だけでは寿命を大幅に延ばすことはできない.コニカミノルタではワールドワイドな顧客における使用状況,故障情報を収集整理し,実際に発生している故障,発生が予測される故障への技術開発を実施し製品投入を行ってきた.(著者抄録)

シソーラス用語： *感光材料 ,  *電子写真 ,  加工速度 ,  寿命 ,  耐久性 ,  欠陥
準シソーラス用語： *有機感光体 ,  印刷速度 ,  製品寿命 ,  不具合

著者キーワード (10件)： 電子写真 ,  有機感光体 ,  長寿命化 ,  オフィスプリント ,  プロダクションプリント ,  Organic photoconductor ,  Office machines ,  Industrial printing ,  Product life ,  Durability

分類 (2件)： 電荷移送デバイス  (NC03130E) ,  各種写真法  (ZA03040M)

引用文献 (6件)：

• 1) A. kinoshita, K. Wtanabe, N. Hirose et al, “High speed organic photoreceptor composed of the titanylphthalocyanine.,” Japan Hardcopy (1989), pp. 103-106 [in Japanese].
• 2) Y. Yamazaki, “Functional Dyes in Technologies,” CMC Shuppan, (2008), pp. 53-72 [in Japanese].
• 3) N. Hirose, H. Hayata, Y. Fujimaki, “Molecular Design for High Drift Mobility Charge Transport Material,” KONICA TECHNICAL REPORT, VOL. 7, pp. 62-64 (1994) [in Japanese].
• 4) A. Itami, T. Sakimura, T. Oshiba, K. Watanabe, “Development of High Durable Organic Photoreceptor,” KONICA TECHNICAL REPORT, VOL. 14, pp. 43-46 (2001) [in Japanese].
• 5) T. Fujita, S. Maeda, M. Kurachi, and H. Hayata, “Overcoat Layer for Photoreceptor Improving Both High Mechanical Strength and Stable Potential Characteristics,” Imaging Conference JAPAN 2014, The Imaging Society of Japan (2014), pp. 281-284 [in Japanese].

タイトルに関連する用語 (2件)： 有機感光体 ,  長寿命化