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J-GLOBAL ID:201802217575990431   整理番号:18A0821464

脂肪酸結合蛋白質4(FABP4)の薬理学的阻害は腎虚血-再潅流障害から保護する【JST・京大機械翻訳】

Pharmacological inhibition of fatty acid-binding protein 4 (FABP4) protects against renal ischemia-reperfusion injury
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 27  ページ: 15207-15214  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂肪酸結合蛋白質4(FABP4)は,糖尿病およびアテローム性動脈硬化症における小胞体(ER)ストレスおよびアポトーシスの重要なメディエーターである。研究は,循環FABP4が慢性腎臓病(CKD)および急性腎障害(AKI)患者における腎機能に依存することも確認した。しかし,AKIにおけるFABP4の機能はほとんど理解されておらず,本研究の目的は虚血-再潅流(I/R)誘導AKIにおけるFABP4の役割を調べることであった。本研究において,腎臓I/R損傷は,Shamのそれと比較して,マウス腎臓組織の尿細管細胞の核および細胞質におけるFABP4遺伝子および蛋白質の高発現を誘発した。4日間の20mg・kg(-1)d(-1)の用量でのFABP4の高選択的阻害剤であるBMS309403による前処理は,急性腎機能不全を改善し,損傷した腎臓における尿細管損傷を減弱させる血清クレアチニン濃度を有意に低下させた。FABP4の薬理学的阻害は,TdT仲介dUTPニック末端標識(TUNEL)陽性アポトーシス管状細胞の数を減少させ,切断-カスパーゼ-3発現のダウンレギュレーションを伴った。さらに,FABP4阻害剤の経口投与は,グルコース調節蛋白質78(GRP78),C/EBP相同蛋白質(CHOP),およびI/R損傷腎臓におけるカスパーゼ-12のメーカー蛋白質発現により示されるERストレスの有意な減衰をもたらした。in vitroにおいて,ヒト腎臓近位尿細管細胞系(HK-2細胞)におけるFABP4の発現増加は低酸素により誘導され,再酸素化(HR)とFABP4阻害剤はHR誘導HK-2細胞における細胞アポトーシスとERストレスの有意な減衰をもたらした。まとめると,これらの知見は,FABP4がI/R誘導AKIの病因に寄与し,FABP4の阻害がAKI治療のための有望な治療戦略である可能性を示唆した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生物学的機能  ,  泌尿生殖器の基礎医学 

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