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J-GLOBAL ID：201802217664653083   整理番号：18A1875927

X線光電子分光法によるカーボンナノチューブ繊維の表面化学分析【JST・京大機械翻訳】

Surface Chemistry Analysis of Carbon Nanotube Fibers by X-Ray Photoelectron Spectroscopy

著者 (3件)： Aleman Belen (IMDEA Materials Institute, Eric Kandel 2, Getafe, Madrid 28906, Spain) ,  Vila Maria (IMDEA Materials Institute, Eric Kandel 2, Getafe, Madrid 28906, Spain) ,  Vilatela Juan J. (IMDEA Materials Institute, Eric Kandel 2, Getafe, Madrid 28906, Spain)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 215  号： 19  ページ： e1800187  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)繊維は,炭素繊維より高い靭性,金属上の電気伝導率,大きな比表面積(250m~2g~(-1)),および高い電気化学的安定性を含む特性の例外的な組合せを有する材料である。このように,それらは,効率的な界面エネルギー貯蔵/移動プロセスにより,強化された機械的性質を組み合わせた様々な多機能構造における重要な要素である。本研究は,空間分解マイクロXPSシンクロトロン測定を含む異なる精製と化学処理を受けたCNT繊維の完全なXPS研究を提示する。支配的な特徴は,本質的に高度のsp2共役であり,強いプラズモンバンドと半金属価電子帯をもたらす。縦方向の「黒鉛化」に関するこの高い程度のCNT完全性は,高い電気伝導率と熱伝導率,およびアクセス可能な量子容量を含む報告されたバルク特性を説明するのに役立つ。また,有機不純物の存在があり,繊維合成中に副産物として形成される重質炭素質分子が存在し,CNT成長反応で用いられる助触媒である硫黄は,これらの表面不純物中に見出され,Fe触媒と関連している。強く吸着した表面不純物の観察は,界面潤滑性に起因するCNT繊維の高い延性と一致した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 硫黄 ,  *カーボンナノチューブ ,  延性 ,  価電子バンド ,  電気伝導率 ,  鉄 ,  共役 ,  不純物 ,  プラズモン ,  炭素繊維 ,  界面 ,  半金属 ,  靱性 ,  触媒
準シソーラス用語： 多機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： カーボンナノチューブ繊維 ,  精製 ,  表面化学 ,  XPS

分類 (4件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q) ,  金属薄膜  (BK14030T) ,  半導体結晶の電気伝導  (BM03043X)

タイトルに関連する用語 (4件)： X線光電子分光法 ,  カーボンナノチューブ ,  繊維 ,  化学分析