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J-GLOBAL ID:201802217675751803   整理番号:18A1911784

小児虐待を伴うおよび伴わない抑うつ患者における灰白質容積に対するパロキセチン治療の共有効果:ボクセルに基づく形態計測研究【JST・京大機械翻訳】

A shared effect of paroxetine treatment on gray matter volume in depressive patients with and without childhood maltreatment: A voxel-based morphometry study
著者 (45件):
資料名:
巻: 24  号: 11  ページ: 1073-1083  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2539A  ISSN: 1755-5930  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究では,小児の非治療(CM)の有無にかかわらず,MDD患者において,抗鬱薬治療が灰白質(GM)容積に対して一般的な効果を有するかどうかを評価した。【方法】T1強調構造磁気共鳴画像データを,CMを有する51名のMDD患者,CMのない31名のMDD患者,CMを有する48名の正常対照,およびCMのない38名の正常対照者を含む168名の参加者から収集した。MDD患者は,パロキセチンによる6か月の治療を受けて,CMによる24人の患者とCMのない16人の患者は,第2のMRIスキャンを受けた。全脳ボクセルに基づく形態計測アプローチを用いて,2つの時点で各参加者におけるGM容積を推定した。分散分析(ANOVA)を用いて,ベースライン時のGM容積に及ぼすMDDとCMの影響を測定した。反復測定二方向ANOVAを用いて,治療-CM相互作用効果とパロキセチン治療中の治療の主効果を測定した。さらに,GM容積と臨床変数との関係を調べた。結果:ベースラインにおいて,GM容積に対する有意なMDD-by-CM相互作用効果が,主に左海馬回,左内反骨皮質および左cuneusで観察された。GM容積は,正常対照よりMDD患者において,主に右中側頭葉において有意に低かった。有意な治療ごとの相互作用効果は見られなかった。しかし,両方のMDD群において,GMにおける治療関連の増加は,右中側頭葉において見つかった。結論:これらの結果は,パロキセチン治療がCMの有無にかかわらずMDD患者において共有された神経生物学的機構を介して作用することを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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中枢神経系  ,  腫ようの薬物療法  ,  生体計測  ,  交感神経抑制薬の臨床への応用  ,  医用画像処理 
物質索引 (1件):
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