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J-GLOBAL ID:201802217678771867   整理番号:18A1110288

ポリふっ素化界面活性剤と粘土ハイブリッド内のゲスト分子の微視的環境と分子配向 スチルバゾリウム誘導体の光化学的研究【JST・京大機械翻訳】

Microscopic environment and molecular orientation of guest molecules within polyfluorinated surfactant and clay hybrids: Photochemical studies of stilbazolium derivatives
著者 (5件):
資料名:
巻: 363  ページ: 61-67  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3種類のカチオン性芳香族アルケン,trans-スチルバゾリウム誘導体,trans-4-[2-[4-フェニル]エテニル]-1-ピリジニウムクロリド(1a),trans-4-[2-[4-フェニル]エテニル]-1-メチルピリジニウムブロミド(1b),trans-4-[2-[4-(4′-ヘキサデシルオキシ)フェニル]エテニル]-1-メチルピリジニウムブロミド(1c)]を,カチオン交換性粘土(SSA)の層間にカチオン性ポリふっ素化界面活性剤(C3F-S)と共インターカレートし,ハイブリッド化合物(C3F-S/SSAハイブリッド)を形成した。C3F-S/SSAハイブリッド内のインターカレーションされたカチオン分子の分子配向を,プローブとしてスチルバゾリウム誘導体を用いて光化学的に研究した。化合物1aは選択的エキサイマ発光を示し,少なくとも2つの1a分子が近位配向をとることを示した。しかし,1aからの主な光生成物はcis-異性体であり,光二量体生成は無視できた。吸収分光分析は,共インターカレートした1a分子がC3F-S/SSAハイブリッド内で脱プロトン化されることを示した。これらの結果は,脱プロトン化1aがC3F-S分子のアルキル鎖によって形成された疎水性環境にあることを示唆した。化合物1bはまた選択的エキサイマ発光を示し,syn-頭及びsyn-頭-尾環状二量体が得られ,1bがSSAの100%対CECの量までC3F-Sと競争的に共吸着し,SSA表面の同じ側に平行な立体配座凝集体を形成することを示唆した。SSA表面に直接吸着した1bの量は,存在する全てのカチオン分子(1b及びC3F-S)の和に比例した。残りの1b分子はC3F-Sの長いアルキル鎖「森林」中の凝集体として反平行様式で可溶化され,化合物1cは主に単量体発光を示し,cis-異性体が主な光生成物として観察された。これらの結果は,1cおよびC3F-S分子の置換長アルキル鎖との疎水性相互作用の形成のために,カチオン1cがC3F-S/SSAハイブリッド中で単離された単量体として吸着されることを示した。したがって,C3F-S/SSAは,負に帯電したSSA表面によって発揮される静電相互作用,C3F-Sの長いアルキル鎖からの疎水性相互作用,および多フッ素化した「壁」を形成するC3F-Sのペルフルオロプロピル鎖からの疎水性相互作用と疎水性相互作用の間の微妙なバランスを通して,ゲスト分子のユニークな微小環境を提供することが明らかになった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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光化学一般  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  分子の電子構造 
物質索引 (1件):
物質索引
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