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J-GLOBAL ID：201802217704947760   整理番号：18A1642468

冠動脈疾患におけるビタミンD状態:IL-35およびTGF-β1との関連および疾患重症度【JST・京大機械翻訳】

Vitamin D status in coronary artery disease: association with IL-35 and TGF-β1 and disease severity

著者 (5件)： Rasa Fereshteh (Department of Biochemistry, College of Science, Fars Science and Research Branch, Islamic Azad University Fars, Iran) ,  Naderi Nadereh (Food health research center, Hormozgan University of Medical Sciences, Bandar Abbas, Iran) ,  Eftekhar Ebrahim (Department of Biochemistry, Faculty of Medicine, Hormozgan University of Medical Sciences, Bandar Abbas, Iran) ,  Mansoori Elahe (Department of Biochemistry, Faculty of Medicine, Hormozgan University of Medical Sciences, Bandar Abbas, Iran) ,  Rahimzadeh Mahsa (Department of Biochemistry, Faculty of Medicine, Hormozgan University of Medical Sciences, Bandar Abbas, Iran)
資料名： Endocrine, Metabolic & Immune Disorders - Drug Targets  (Endocrine, Metabolic & Immune Disorders - Drug Targets)
巻： 18  号： 5  ページ： 522-529  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3632A  ISSN： 1871-5303  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:アテローム性動脈硬化症と冠動脈性心疾患の病因におけるビタミンDの保護効果の基礎となる正確な機序は不明瞭である。目的:ここでは,冠動脈疾患(CAD)を患う患者におけるビタミンD状態と調節性T細胞(Treg)阻害性サイトカインの間の関係を検討した。【材料と方法】81人の患者を,単一(n=20),二重(n=20)および三重(n=20)血管疾患群に分割し,血管疾患(非VD)群(n=21)と比較した。インターロイキン(IL)-35とTGF-β1をELISAを用いて測定した。ビタミンDを電気化学ルミネセンス分析を用いて測定した。【結果】非VD(32.4±15.2,667.7±427.6,12.1±11.9)群におけるビタミンD,TGF-β_1およびIL-35濃度は,1またはそれ以上の血管疾患患者より有意に高かった(それぞれ18.1±9.8,360.4±354.1および6.8±8.1,p<0.05)。サブグループ分析は,TGF-β1とIL-35(ビタミンDではなく)が,三重血管疾患(それぞれ173.1±163.3と3.6±1.4,p<0.05)によるそれらと比較して,二重血管疾患患者(それぞれ591.9±465.7と9.2±8.0)において有意に高かったことを明らかにした。TGF-β1とIL-35の両方は,ビタミンDの血清レベルと明らかに相関していた(それぞれr=0.38,p=0.001,r=0.26,p=0.028)。ビタミンD,TGF-β1およびIL-35は,CADの重症度と負の相関を示した(それぞれr=-0.36,r=-0.46およびr-0.024)。正常な血清ビタミンD患者と比較して,ビタミンD欠乏患者において,TGF-β_1(しかし,IL-35ではなく)TGF-β_1(それぞれ,p=0.036)は有意に低かった(それぞれ,326.6±351.7pg/mL対754.5±560pg/mL,p=0.036)。結論:結果は,TGF-β1とIL-35血漿レベルの低下はビタミンDレベルの低下とCADの重症度と負に相関するが,TGF-β1のみがCAD患者におけるビタミンD欠乏と有意な相関を有することを示唆した。ビタミンDの抗アテローム硬化作用は,少なくとも部分的には抗炎症性サイトカイン,特にTGF-β1のアップレギュレーションに起因すると考えられる。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血清中濃度 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  *ビタミン ,  血漿中濃度 ,  患者 ,  病因 ,  保護作用 ,  血清 ,  アップレギュレーション ,  *TGFβ ,  インターロイキン ,  制御性T細胞 ,  *ビタミンD ,  *冠動脈疾患
準シソーラス用語： *インターロイキン35 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： TGF-β ,  IL-35 ,  冠動脈疾患 ,  ビタミンD ,  CAD患者 ,  血清サイトカイン ,  冠動脈造影

分類 (1件)： 循環系の疾患  (GJ03000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 冠動脈疾患 ,  ビタミンD ,  IL-35 ,  TGF-β1 ,  疾患重症度