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J-GLOBAL ID:201802217734201982   整理番号:18A0927483

高山草原の実験的温暖化に対する土壌細菌群集と酵素活性の応答【JST・京大機械翻訳】

Responses of soil bacterial community and enzyme activity to experimental warming of an alpine meadow
著者 (7件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 429-438  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0094B  ISSN: 1351-0754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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土壌微生物と酵素は,土壌物質の分解と形質転換,栄養素循環,エネルギー流れと物理化学的性質において重要な役割を果たす。しかし,温暖化に対する土壌微生物と酵素の応答はほとんど理解されておらず,将来の気候温暖化の結果を予測する能力を制限している。気候温暖化が土壌微生物と酵素の活性をどのように変化させるかを理解するために,中国北西部四川省の高山草原における温度を操作するための圃場試験を確立した。5年間の実験温暖化後,土壌細菌群集を16S rRNA遺伝子アンプリコンのMiSeq配列決定により評価した。結果は,実験的温暖化処理が土壌酸性ホスファターゼ,インベルターゼとウレアーゼ活性,および利用可能な栄養分を増加させたが,0~10cmの土壌深さでカタラーゼ活性と土壌有機物(SOM)を減少させたことを示した。しかしながら,温暖化処理はカタラーゼ活性,SOM,利用可能な窒素(AN)および利用可能なカリウム(AK)を増加させたが,10-20cmの土壌深さでインベルターゼ活性を減少させた。温暖化は0~10cm深さでクロロフィルの相対存在量を有意に増加させたが,それは藍藻類の相対存在量を有意に増加させ,10~20cm深さでのFirmicutesの相対存在量を減少させた。同様に,温暖化は細菌属の相対存在量を変化させた。例えば,Candiidatus Sololiは増加したが,PseudomonasとJanthinobacteriumは減少した。温暖化は土壌細菌群集の多様性または構造に有意に影響しなかった。土壌酸性ホスファターゼとウレアーゼ活性およびSOM,全カリウム(TK),AKおよび全リン(TP)含有量は土壌細菌群集と強く相関した。全体として,土壌酵素活性の顕著な変化にもかかわらず,土壌細菌群集の温暖化,組成および多様性における植物栄養素含有量は変化しなかった。本研究は,気候温暖化に対する草地における土壌応答の解明を助ける。温暖化は栄養素無機化を促進し,土壌酵素活性を変化させた。温暖化は土壌細菌群集の多様性を減少させた。特定の分類群は実験的温暖化に対して異なる応答を示土壌微生物は連続気候温暖化下で植物栄養素循環を調節した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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土壌化学 

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