抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:妊娠糖尿病の異なる糖化ヘモグロビンレベルの周産期結果を分析する。方法:53例の妊娠期糖尿病と診断された妊婦を研究範囲とし、それを観察群とし、同時期に収容治療した53例の妊娠期非糖尿病の健康妊婦を対照群とした。2群の追跡調査を終了妊娠まで行い、高速液体クロマトグラフィー法を用いて、それぞれ2群の糖化ヘモグロビンレベルを測定し、両群の妊婦出産後出血、妊娠高血圧症候群(妊娠高血圧)及び泌尿器感染などの合併症の発生状況を比較した。両群の妊婦に早産、羊水過多、巨大児、子宮内切迫及び前期破水などの不良妊娠の発生状況を比較した。観察グループの妊婦の異なる糖化ヘモグロビンのレベルによって、Aグループ(糖化ヘモグロビン≦6.0%)、Bグループ(糖化ヘモグロビンは6.1%~6.5%)、Cグループ(糖化ヘモグロビンは6.6%~7.0%)、D群(糖化ヘモグロビン>7.0%)に分けた。異なる糖化ヘモグロビンレベルにおける妊婦の不良妊娠結果を比較した。結果:観察群の妊婦の産後出血、妊娠高血圧及び泌尿器感染の発生率(18.86%、13.21%、11.32%)はいずれも対照群(3.77%、1.89%、3.77%)より高かった。それらの間に有意差があった(x2=11.356,9.179,4.085,P<0.05)。観察群の妊婦の早産、羊水過多、巨大児、子宮内切迫及び胎膜早期破水の発生率はそれぞれ(9.43%、9.43%、11.32%、13.21%、15.09%)、対照群(1.89%、1.89%、1.89%、3.77%、5.66%)より高かった。それらの間に有意差があった(x2=5.323,5.323,7.207,5.735,4.781,すべてのP<0.05)。糖化ヘモグロビンのレベルが高くなるほど、早産、羊水過多、巨大児及び胎児子宮内妊娠の各不良の妊娠結果の発生率が高くなる。前期破水の発生率と糖化ヘモグロビンのレベルとの間に明らかな相関性がなかった(r=0.955,P<0.05)。結論 糖化ヘモグロビンは妊娠期糖尿病の重要な評価指標として、その変化は妊娠結果に大きな影響を与え、糖化ヘモグロビンレベルが高いほど、不良妊娠結果の発生率が高くなり、臨床で妊娠期妊婦の糖化ヘモグロビンレベルの測定を強化し、適時に有効な措置をとる。不良妊娠結果の発生率を低下させることにより、母子の安全性を保証することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】