抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:血清マトリックスメタロプロテアーゼ10(MMP-10)レベルと急性冠状動脈症候群(ACS)の関係を検討する。方法:2015年1月2017年1月の延安市人民病院の心内科で治療を受けたACS患者338例を選び、疾病のタイプによってST上昇型心筋梗塞(STEMI)グループの96例に分けた。非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)群127例と不安定狭心症(UAP)群115例;また、延安市人民病院健康診断健常者200例を対照群とした。すべての被験者の一般資料、実験室検査指標、Gensiniスコアを比較し、血清MMP-10レベルとACS患者のGensiniスコアの相関性を分析し、Pearson相関性分析を行った。血清MMP-10と心筋トロポニンI(cTnI)レベルの予測価値を,ROC曲線によって評価した。【結果】4つの群の性別,年齢,ボディマスインデックス,喫煙歴,血清トリグリセリド(TG),および低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)は,有意差を示さなかった(P>0.05)。STEMIグループ、NSTEMIグループ、UAPグループの患者の高血圧の病歴、糖尿病の病歴、コレステロール異常の発生率を比較すると、統計学的な意義がない(P>0.05);STEMI群とNSTEMI群の血清cTnIレベルは対照群より高かった(P<0.05)。STEMI群、NSTEMI群及びUAP群の血清高感度C反応性蛋白(hs-CRP)、MMP-10レベルは対照群より高かった(P<0.05)。STEMI群のGensiniスコアはUAP群より高かった(P<0.05)。ピアソン相関分析は,血清MMP-10レベルがACS患者のGensiniスコアと正に相関していた(r=0.208,P<0.05)。ROC曲線によると,血清MMP-10レベルの予測曲線下面積(AUC)は0.876〔95%CI(0.847,0.904)〕,最適カットオフ値は5.99μg/L,感度は0.728,特異度は0.910であった。血清cTnIレベル予測ACSのAUCは0.930〔95%CI(0.906,0.953)〕,最適カットオフ値は0.04μg/L,感度は0.879,特異度は0.945であった。ACSのAUCは血清cTnIレベル(P<0.05)より低かった。結論:血清MMP-10レベルはACSの発生、発展と関係があり、しかもACSの発生に対して一定の予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
