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J-GLOBAL ID：201802218125925941   整理番号：18A1706620

簡易設置型パッドアンドファン装置を用いたトマト育苗システムの開発

著者 (10件)： 村上健二 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  杉浦誠 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  川嶋浩樹 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  吉越恆 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  村井恒治 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  鈴江康文 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  鈴江康文 (徳島県 経営戦略部) ,  山崎敬亮 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  吉田祐子 (農研機構) ,  生駒泰基 (農研機構 西日本農業研究セ)
資料名： 新近畿中国四国農業研究(Web)  (New Kinki Chugoku Shikoku Agricultural Research (Web))
号： 1  ページ： 7-19 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月28日 
JST資料番号： U1455A  ISSN： 2433-796X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・トマトの抑制栽培の収穫期前進化のため,育苗中の高温による減収対策として簡易設置型パッドアンドファン装置(簡易PF)を用いた育苗装置「作物育成システム」を開発,本システムのサイズ,苗密度,苗冷却による減収回避効果を検討。
・本システムを用いて中山間地で2次育苗したトマト苗を平地に移して抑制栽培し,減収回避効果の実証試験を実施。
・本システムのサイズは,簡易PF1台当たり幅0.9m,長さ5.4mの4.86m²,苗の配置は条間15cmの6条,株間20cmの千鳥で1本・300cm^-2と決定,苗冷却による減収回避効果を確認,また,実証試験でも減収回避効果を確認。

シソーラス用語： *トマト ,  抑制栽培 ,  冷房装置 ,  *育苗 ,  *作物収量 ,  圃場試験
準シソーラス用語： パッドアンドファン装置 ,  蒸発冷房装置

分類 (2件)： 作物栽培施設  (FB03040V) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (11件)：

• JA あいち経済連:地球温暖化に伴う農業・畜産高温対策技術マニュアル,http://www.aichinoshinki.or.jp/chousa/H23kouon.pdf,31,2012.
• 藤重宣昭・杉山直儀・尾形亮輔:トマトの花芽分化と結実に及ぼす根温の影響,園学雑,60,97-103,1991.
• 林真紀夫:細霧冷房およびパッド&ファンによる夏季高温期の降温技術,施設と園芸,133,10-16,2006.
• E. Heuvelink:花芽分化と発育,E. Heuvelink 編, トマト オランダの多収技術と理論,74,農文協,東京,2012.
• JA全農とくしま:トマト,http://www.tm.zennoh.or.jp/product/vegetables_fruit/tomato/index.html, 2017年8月20日アクセス.

タイトルに関連する用語 (4件)： 簡易 ,  トマト ,  育苗 ,  開発